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ころころ児童館・MOこもこ子ども委員会「防災体験ツアー」

東京都

ころころ児童館

ころころ児童館と南大谷子どもクラブMOこもこに来館する子どもの有志で作られている「子ども委員会」は、今年度さまざまな防災に関する活動を行ってきました。その締めくくりとして、有明にある東京臨海広域防災公園「そなエリア東京」の見学に行ってきました。

開催日

2024年03月09日(土)

スケジュール

ころころ児童館と南大谷子どもクラブMOこもこに来館する子どもの有志で作られている「子ども委員会」は、今年度防災に関するさまざまな活動を行ってきました。
6月 ころころセミナー「坂道の途中で考えた」
7月 子ども委員会「つながる防災」
11月 合同防災訓練ころころ小春祭

その締めくくりとして、有明にある東京臨海広域防災公園「そなエリア東京」の見学に行ってきました。

現地に到着し、まずは展示物を見て回りました。防災グッズや避難時の心得、地震をテーマにしたアニメをじっくり見たり、実際の災害発生時に対策本部が設置されるオペレーションルームの広さやモニター数に驚いたりしました。自分が住んでいる地域が直下型地震の発生時にどれだけの震度が予想されるのか、パソコンを使って調べる姿もありました。

展示物閲覧中
大事なことはメモ
地震の被害予想を調べています

そして今回のメインとなる「東京直下72hTOUR」への参加。これは地震発生から避難までの流れを体験するツアーで、配布されたタブレットを使ってクイズに答えながら学ぶものです。初めのうちは楽しそうにしていた子どもたちでしたが、ツアーが始まりサイレンや緊急地震速報の音が鳴ると、緊張感のある表情に様変わり。隣にいるお友だちの手を思わずぎゅっと握る子もいました。それでもタブレットの指示を見ながら真剣にクイズに答え、体験後には「全問正解できた!」と嬉しそうに話してくれました。

緊張感高まるツアー
力を合わせてクイズに挑戦
避難所を再現した展示
タブレットを活用

いつかはわかりませんが、必ず来るであろう大地震。今日の体験が、いざという時の助けになればと思います。

参加者の声

・展示を見て、身近なものが災害時に活用できることを知ることができたのがよかった。
・災害発生時、まず自分が何をしなければいけないのかを考えるきっかけになった。
・このツアーに参加したことで、貴重な体験をすることができた。
・また行こう!(初めての市外に出た活動が楽しかったようです)
・初めの頃は「防災って何だ?」と思っていたけれど、今は本当に大切なことだと分かった。

参加人数

14人

主催・共催

ころころ児童館
南大谷子どもクラブ「MOこもこ」

協賛

損害保険ジャパン株式会社