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ころころセミナー「坂道の途中で考えた」

東京都

ころころ児童館

自分たちが住んでいる、この玉川学園というエリアには坂がいっぱい…。そこで今回は参加者を3つのグループに分けて、近くの坂を手分けして調べてみることにしました。

開催日

2023年06月17日(土)

スケジュール

自分たちが住んでいる、この玉川学園というエリアには坂がいっぱい…。そこで今回は参加者を3つのグループに分けて、近くの坂を手分けして調べてみることにしました。

測るところを測定中
ここは坂のどのあたりかな?
ここは何度あるんだろう

各グループごとに角度定規を使って坂の傾斜の角度はどれだけあるのか、坂の周りがどうなっているか、地面に特徴が無いかなど、参加した子どもたちは実際に坂を歩きながら様々な発見をしていました。

児童館に帰ってからは、調べたこと・気づいたことを班ごとに話し合い、全体に向けての発表を行いました。その中で、周囲の特徴から坂道の名前を考えてみたり、地震などの災害が起こったらどうなってしまうか、という話も出てきたりしました。

気付いたことを話し合っています
みんなの前で発表です
いろんなことがわかったよ

今回のセミナーが「つながる防災」のキックオフです。今後、地域の防災や体験活動の実施等にもつなげていきます。

参加者の声

・坂道の周りには、水を流すための側溝、玉石のある壁、雨水・汚水・消火栓などいろんな種類のマンホールなどいろいろなものがあることに気づいた。
・周囲の家は坂が緩やかなところに入口があったり、2階に玄関があったりと、工夫して建てられていた。
・急な坂道にはコンクリート舗装されているところがあって、その中でも「○」の滑り止めがあるものもあった。

参加人数

20人

よかったところ

・坂の上から町田駅の方まで見渡せて、ビルがたくさん見えて爽快だった。
・水害がもし起こったら、まず上に逃げればいいということに気づけた。
・カーブミラーがないところもあるので、歩くときに気を付けようと思った。

苦労したところ

・電動自転車でないと上がれないほど坂道が急なところがあった。
・坂道の斜度が10度くらいなら普通に歩けるが、15度を超えるとかなりつらかった。
・木が邪魔なところや見通しの悪い細い道が多かった。

協力

NPO法人玉川学園地区まちづくりの会
町田市町田第3高齢者支援センター

主催・共催

ころころ児童館

協賛

損害保険ジャパン株式会社