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“いま”だから体験しよう!防災ダンボールキャンプ

宮城県

八本松児童館

地震や風水害などに備えて、子どもたちの子どもたちによる避難所体験をしてみましょう。中学生防災士と共にワークショップをしながら遊び&学び、子どもたちは1泊体験していきましょう!

開催日

2023年07月22日(土)

スケジュール

7月22日(土)

18:15~ 受付

18:30~ 親子プログラム

・リュックの中身は何を持ってきたのかな?

・中学生防災士と一緒に防災ワークショップ

・防災クイズ など

(ミネラルウォーターの段ボールでベッドを作ってみました!筋交いなしでも潰れない!!)

19:30  保護者帰宅

・【防災ポーチ】づくり

中身は①ケミカルライト、②ウエットティッシュ、③非常トイレ

・グループで段ボールで寝床づくり

・ちょっと夜食(備蓄品のクラッカー)

・フリータイム

 

21:00  消灯~電気を消して暗い児童館を体験~

22:00  完全消灯・就寝

 

7月23日(日)

6:00  起床

・朝のプログラム(朝の散策ラジオ体操・各自持参の朝食)

7:30  身の回りの整頓

8:00  保護者迎え・振り返り・アンケート記入

8:30  終了

参加者の声

・地震に関してはある程度知識があると思っていますが、水害についてあまり考えたことがなかったので、いいきっかけになりました。

・段ボールでベッドを作れたことを知りました。

・中学生防災士のかたのお話もとても参考になりました。

・自分で荷物を考えて詰めていて、防災について考える機会になった。

・親と離れて過ごす中で、友達と協力しながら楽しく学べたと思います。ありがとうございました。

・これまでは大人目線での防災や避難意識というものばかりでしたが、子どもの立場で準備しておくべき防災セットの中身など参考になりました。

・(学区内の)中学校で初めてと仰っていたがそれほど防災士という資格の認知度が低いこと、防災への興味が低いことが分かった。このような遊びを通しての防災への意識は良いものだと思った。年齢が近い者同士のため大人が言うより親近感がありすんなりと話を聞けたのではないかと思っている。

・避難した時に、マイナスな気持ちになりがちだと思うが、時間つぶしに折り紙や遊ぶものがあるといいと聞き、少しでも楽しく元気になれたら良いなと思いました。あさきくんが、すごくしっかりしていて、感心しました。これからも頑張って欲しいです。

・分かりやすい説明で、中学生で防災士資格をとったのが素晴らしいと思った!

参加人数

大人16名、小学生17名

よかったところ

・昨年度参加できなかった2年生たち(当時1年生)が、積極的に参加してくれたこと。

・予定していた人数よりも少ない人数での開催になったが、それが功を奏し小集団で相談・話し合いながら進められた。

・中学生防災士がワークショップを実施したことで、年齢が近いからこそ親しみを持って聞くことができたことや、大人の立場でも知らなかったことを中学生から教えてもらった。備えなきゃという感覚になった人が多かったように感じる。

・災害を想定しつつも、子どもたちが楽しみながら体験していたこと。(消灯後のケミカルライトは蛍のようでした)

苦労したところ

・同じ規格の段ボールを集めたかったが、まとまった数を集められず、段ボールベッドを全員分作るには足りなかった為、高床にできなかった。

・夜中に不安から寝れず涙を流す子どももいた。不安な子どものケアを平常時だから冷静に考えられたが、非常時にどのようにできるか考えるきっかけになった。

・プレスリリースをするものの、取材にはつながらなかった。

寄付が活きた点

・つながる防災プロジェクトの名前が地域に浸透し、防災や要配慮者に対して興味関心を持つ人が増えて来ていること。

・物品提供してもらう際に、全国での活動であると話すことで、提供先の理解を得やすかった。

協力

仙台市太白区役所(備蓄品提供)
アカチャンホンポ(段ボール提供)

主催・共催

仙台市八本松児童館

協賛

損害保険ジャパン株式会社