家族で学ぼう!乳幼児の心停止を防ぐには
徳島県
鴨島児童館

鴨島ミライ防災ラボ代表の安原愛登氏(神戸学院大学現代社会学部社会防災学科)にお越しいただき、「家族で学ぼう!乳幼児の心停止を防ぐには」と題した講演を9月1日防災の日に実施しました。災害が起きた時や普段日常生活の中で、事故はいつ起きるかわかりません。こどもが心停止を起こしたり、意識不明になった場合など、咄嗟の時に慌てず落ち着いて対処できるよう、応急手当の仕方やAEDの使い方、人工呼吸の必要性や家庭で持てる救命道具などの説明をしていただきました。
開催日
2025年09月01日(月)
スケジュール
10:20~ 親子受け入れ
10:30~ 講演「家族で学ぼう!乳幼児の心停止を防ぐには」
11:20~ 質疑応答・終了
参加者の声
・こどもに何かあったときの対処法を学べる機会があまりなかったので、今回知れて良かったです。
・赤ちゃんが出来て、一層防災や救命の知識をつけないと!という気持ちが高まっていたので、今回講習を受けることができて良かったです。大人の一次救命と違い、反応の見方や、胸骨圧迫の強さ等知ることができて良かったです。
・私は看護師をしていますが、現場では成人か老人の人たちしかした事がなく、乳児や小児の看護といいますか、心肺蘇生とかは経験がなく、ほとんど未知と同じでしたので、すごく勉強になりました。いつどこで、このような場に居合わせるかわからないし、少しでも知識を持ち、助けられるように、日々頑張りたいです。在宅でも、酸素マスクが購入できることも知り、もしもの時の為にもあれば安心だなと思いました。
・離乳食中に、のどに詰まらせそうになった事があり、ヒヤっとしたので、今回参加させていただきました。親である自分の知識の必要性を感じています。こどもを守るために勉強したいと思います。今日、学んだ事をいつでも実践できるように復習します。ありがとうございました。とても参考になりました。
・窒息、心停止時の対処法がわかって良かったですが、実際におきたら焦って119番しかできないと思う。
などという感想をいただきました。
参加人数
16人
よかったところ
心停止が起きる原因や、救命の連鎖の話。AEDのを交えた応急手当の仕方。実際に心停止に遭遇した時にどのような行動をしたら良いかなど教えていただき、普段なかなか学ぶ機会のない乳幼児を育てている保護者の皆さんに聞いていただけました。「喉にものを詰まらせた時はどうしたらよいのか。」「溺れて水を含んでいる時は?」「心臓マッサージの強さの程度は?」などと保護者の皆さんからも多々質問がありました。事故が起きないよう安全面に気を付けることが大前提ですが、何が起きるかわからないので、自分やこどもたち、周りの人たちをどうやって助けたらよいのかを学ぶことができて良かったです。今度もこのような機会をたくさん持ちたいと思っております。
助成金が活用できた点
まだ大学生だけど、非常によく勉強されていて、防災に関すること以外でもあらゆる分野で実力を発揮してくれる講師。今回2回目の講演もとても良かったです。つながる防災プロジェクトのおかげだとあらためて感じております。本当にありがとうございました!
協力
鴨島ミライ防災ラボ
主催・共催
鴨島児童館
協賛
損害保険ジャパン株式会社