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知恵島小学校「SOMPO流!『逃げ地図』づくりワークショップ」

徳島県

鴨島児童館

損保ジャパン徳島支店のみなさんにご協力いただき、知恵島小学校4年生児童30名を対象に「SOMPO流!『逃げ地図』づくりワークショップ」を開催しました。地元の江川や飯尾川が氾濫した時、要配慮者であるご年配の方が一緒にいる場合を想定し、みんなでどうすれば助かることができるかを考えました。6つのグループに分かれ、時間で色分けしながら色鉛筆で地図を塗っていく作業も、こどもたちはとても楽しんでいる様子でした。最後にこどもたち自身の気付きがたくさんあり、頭の柔軟さに驚きました。

開催日

2025年02月04日(火)

スケジュール

2時限目:9時35分~10時20分。
●講師(損保ジャパン徳島支店)の自己紹介。
●地域で起こると予想される災害や吉野川市ハザードマップについて説明。
●逃げ地図ワークショップの説明。

 
3時限目:10時45分~11時30分。
●各グループに分かれて、地図を色分けしていく。
●気が付いたことを付箋に記入する。
●各グループの発表。
●これから自分ができることを記入する。

  

参加者の声

(こども)

「家に帰って、もう一度家族とも見直したり、ハザードバックをみたいです」
「ぼくの家からは、避難に時間がかかることがわかりました」
「江川の範囲は広いのだということがわかりました」
「もし、本当に氾濫がきたときに、どこに避難すると良いのかを知ることができました」
「高齢者の人は、わたしみたいに走れないので助けてあげたいと思いました」
「近所の人や家族、知り合いに学んだことを伝えて早く逃げられるようにしたい」
「避難リュックを作ったり、もう一度避難所へ行ける道を何か所か見つけたい」
「場所によって避難にどれくらい時間がかかるかよくわかった」

(担任の先生)

「なかなかこどもたちが災害を自分ごととして捉えることが難しい。貴重な体験ができて良かったです」

参加人数

42人

よかったところ

初めて、小学校での開催をさせていただきました。知恵島小学校先生方にお話をすると快くお引き受けくださって、こどもたちにとってとても大事なことです!とおっしゃっていただいたことが非常に嬉しく感じました。また、損保ジャパン徳島支店のみなさんのご協力なくては開催できなかったので、とても有難いと感謝しております。
こどもたちの様子としては、非常に落ち着いたクラスであり、集中力のある学年だと感じました。逃げ地図にとても興味を示し、全員が楽しそうな様子だったので、開催して良かったと思います。また、常日頃から防災教育に力を入れて取り組みをされているとの事で、こどもたちの知識や学ぶ姿勢も素晴らしかったです。当日は雪の降る寒い寒い日。大寒波が来るとの予報で、開催できるかどうか心配だったのですが、無事に終えることができて良かったです。今後ももしこのような機会があれば、小学校や中学校などへ出向いていけたらいいなと思っております!

苦労したところ



助成金が活用できた点

損保ジャパン徳島支店のみなさんに大変お世話になりありがとうございました。このような機会がなければ、地元の小学校で開催しようとは思わなかったので本当に有難いです。損保ジャパン徳島支店のみなさんとの繋がりにも感謝しております。

メディア取材

徳島新聞社・ケーブルねっとおえ・中央TV

徳島新聞社 「避難時間が一目で 知恵島小4年生が「逃げ地図」作成」(2025/02/05)

協力

損保ジャパン徳島支店
NPO法人眉山大学
鴨島ミライ防災ラボ

主催・共催

鴨島児童館

協賛

損害保険ジャパン株式会社