今日からできる「車いす避難」のサポート
徳島県
上八万児童館
車いすの仕組みや乗っている人の気持ちを知ることにより、障がい者・高齢者の理解とともに、災害時にどんな支援ができるかを考えるワークショップです。
開催日
2024年08月09日(金)
スケジュール
2部制で、前半は小学生低学年以下とその保護者対象、後半は小学生高学年以上・一般の方対象でおおなわれた。初めに車いすの仕組みや災害について学び、がれきの上の走行の見学のあと、実際に車いすにい乗ったり、押した りしながら段差や、グレーチング(道路の溝蓋)の上の走行を体験した。高学年以上の2部では階段のサポートも体験した。また両方とも、自分で車いすの操作を行うタイムトライアルで、自走の体験もした。また、損保ジャパン徳島支店の協力で、トヨタのハイブリッドカーをつかった給電モニターも実施した。トヨタのハイブリッドカーは、扇風機10台を4日間稼働できるとのこと。車から充電したバッテリーで電動車椅子を動かし、子どもたちも電動車いすを体験した。
参加者の声
・車いすを押している人は、大変ドキドキだなと思いました
・車いすを押すときに、少しの段差があると、つまずくんだなと思いました
・車いすに乗ったり、動かしたりするのが楽しかった
・初めて車いすにのったり、おしたりの体験ができてよかったです
・避難してくるときだけなく、避難所内での車いす移動もあることが分かった
参加人数
45人(1部21人・2部20人・スタッフ4人)
よかったところ
普段から月に1度、車いすの方と児童館で交流しているので、講師の先生からは、子どもたちが車いすの操作に慣れているとほめていただいた。普段のこういった体験が災害時に役に立つことを実感した。
助成金が活用できた点
・講師料
・チラシ作成
協力
徳島文理大学
徳島県肢体不自由児者父母の会連合会
眉山大学
徳島トヨタグループ
損保ジャパン徳島⽀店
主催・共催
上八万つながる防災プロジェクト委員会
協賛
損害保険ジャパン株式会社