防災絵本プロジェクト

徳島県立川島高等学校さんとタイアップし、要配慮者を含め親子が楽しみながら学ぶことができる防災絵本を作成しました。川島高校文系約６０名の生徒の皆さんが、それぞれ防災絵本（絵コンテ）を作成し、防災士や絵本作家、絵本読み聞かせグループ、デザイン会社、眉山大学など11名の審査員が厳正なる審査を行い、１つの作品を決めました。初版の絵本は県内の児童館や公民館、図書館などに置いていただいております。吉野川市長へも届けに行きました。絵本を通して少しでも市民の防災意識を高めていきたいです。

開催日

2023年08月27日（日）

スケジュール

徳島県立川島高等学校さんとタイアップし、要配慮者を含め親子が楽しみながら学ぶことができる防災絵本を作成しました。川島高校文系約６０名の生徒の皆さんが、それぞれ防災絵本（絵コンテ）を作成し、防災士や絵本作家、絵本読み聞かせグループ、デザイン会社、眉山大学など11名の審査員が厳正なる審査を行い、１つの作品を決めました。（学生さんの創造力や絵を描く力、防災意識がとても高く、皆さんそれぞれがとても素敵な作品だったので、選ぶのは非常に心苦しかったですが。）アントデザイン会社に製版していただき、初版112部印刷することができました。県内の児童館や公民館、図書館などに置いていただいております。また、吉野川市長へも届けに行きました。絵本を通して少しでも市民の防災意識を高めていきたいです。
そして、出来上がった絵本は８月２７日SUMMER＆防災フェスタにて実際に作った高校生メンバーたちがお披露目をしております。

【スケジュール】

5/2(川島高校へ打ち合わせ）

6/5（鴨島児童館にて第1次審査後、第２次書類審査）

6/14（川島高校へ打ち合わせ・絵本決定・徳島新聞取材）

8/24（川島高校へ・絵本完成・徳島新聞取材）

8/27（SUMMER＆防災フェスタにて絵本お披露目）

9/29（吉野川市へ防災絵本寄贈。中央TV・おえケーブル取材）

他、川島高校・デザイン会社との打ち合わせ数回。

参加者の声

■作者＆川島高校生：
「絵コンテイラストは、絵本らしい柔らかいタッチを意識して描いた。親子で読んで防災に役立つ絵本に仕上げた」
「みんなで協力し、良い絵本に仕上がった」
「ずっと読み継がれていくような絵本になれば嬉しい」
■審査員：
「一生懸命描かれた様子が伝わってくる力作。防災対策をしていたことで、命が守られて、成長して大人になれた。もしあの時、何も対策をしていなければ、この成長した命はなかった。というメッセージを言葉ではなく絵で伝えることによって、教科書っぽくない、絵本としての伝え方になっていて良かった」
「絵もカット割りも上手く、常日頃より漫画を描いている子なのかと思う上手さ！」
「とても素敵な作品。ストーリー性も大人の私でもぐっとくる」
■親子：
「とても素敵な絵本。子どもにもわかりやすい内容で、とても読みやすい」
「英語と日本語を一緒に書いているところがスゴイ。海外の人でも読めるのでいいと思った」
「作者の親が実際に防災対策をしていたからこのようなストーリーが思いついたのだろうか。家具の固定は非常に大事だと子どもたちにも伝わる作品」
「防災絵本パートⅡも出して欲しい」
などがありました。

参加人数

川島高校生（約60名）絵本審査員（11名）ほか

よかったところ

徳島県立川島高等学校絵本プロジェクトメンバーがとてもよく頑張ってくれました。実際ここまでの絵本が仕上がるとは想像もしなかったです。川島高校さんには防災士を取得する生徒がいるのと、先生も防災士の資格をお持ちだとお聞きしたので、お声かけをしました。快く協力していただいて、本当に良かったです。また、審査員として、プロの絵本作家やママ防災士さん、デザイン会社さんに関わっていただくことで、アドバイスが適格でより良い絵本に仕上がりました。また、そこに眉山大学さんが加わることで英語と日本語両方で読むことができ、海外の方にも親しめる防災絵本になったことがとても良かったと感じられました。

苦労したところ

特にありません。

寄付が活きた点

寄附をいただくことによって、とても素敵な防災絵本に仕上がりました。今回の助成がないと、作成しようとは思わなかったので、本当に有難いです。

メディア取材

徳島新聞社・ケーブルねっとおえ・中央TV

協力

徳島県立川島高等学校
羽尻利門さん（絵本作家）
FM眉山
瀬戸恵深さん（ママ防災士）
鴨島図書館館長
絵本読み聞かせグループかぶとむし
阿部和剛さん（吉野川市カメラマン・至誠会副会長）
（社）アントデザイン
NPO法人眉山大学
川島高等学校至誠会会長

主催・共催

鴨島児童館

協賛

損害保険ジャパン株式会社