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つながる防災プロジェクトちむぐくる「地震・津波防災研修」

沖縄県

屋慶名児童館

「ちむぐくる」プロジェクトいよいよ動きだしました!第一回目は防災士による勉強会です。

※『ちむぐくる』は沖縄の方言(ウチナーグチ)、「ちむ」は「肝」、心情や情などのこと、「ぐくる」は「心」という意味です。心に宿る優しい思い。沖縄で今でも大切にされている言葉です。

開催日

2022年12月09日(金)

スケジュール

【前日までの準備】

防災士依頼・打ち合わせ/HUGカードや必要消耗品注文/参加者への声掛け/弁当注文・茶菓子買い出し

【当日の様子】

18:00 防災士児童館到着/資料印刷しレジメ・プロジエクター準備
19:00 講話開始 内容
①講師自己紹介
②今回の目的、内容
③災害の種類について
④屋慶名地域の「防災マップ」について
⑤うるま市地域防災計画について
⑥「人間」の心と行動について
⑦避難所について
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(5分休憩)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
20:00 HUG(避難所運営ゲーム)について

①ゲームルール説明
②ゲーム開始
③各グループ発表
④他グループ確認
⑤まとめ/質疑応答
21:00 終了/片付け

参加者の声

・防災マップを初めて見て見方が分からなかったから見方を学べてよかった(高校生)
・地域防災マップが小さい。お年寄りはこれを見たい!って思うかな(中学生)
・備える≠揃えるではないことを知り、私たち地域では何が必要なのかをしっかり考えていかなくては・・・と思いました(自治会長)
・避難場所で起きている問題(差別や窃盗・性被害等)があることを初めて知りました(中学生)
・HUGゲーム楽しかったけど焦った。本当の災害時落ち着いて対応できるかな?と心配(児童館スタッフ)
・想定外のことがたくさん起こり物事が全くうまくいかなくなった(高校生)
・日頃からのコミュニケーションが大切だと改めて気づいた(スタッフ)

参加人数

22人(小学生1人・中学生2人・高校生5人・大人13人)

よかったところ

・自分たちが住んでる地域にはどんな災害が起こりえるか知ることができて良かった。
・「現場が考え動く」みんな被災者なのでやってもらうではなく自分には何ができるかを考え自ら動くことが大切だと分かった。
・いろんな人が集まる場所なのでそれを想定したHUGゲームでいろいろ考えさせられた
・避難についても垂直避難と水平避難があることを知ることができた
・中学生・高校生・大人が一緒に研修を行ったことでそれぞれの立場の考え方があることが分かった
・危機感がでてきた・・・家でも家族で話そうと思った

苦労したところ

・HUGゲームに使用するマップを作成するのが難しかった
・中高生への呼びかけ月日を考えるのが大変でした
・初めて会う人もいて緊張した。コミュニケーションをとるのが難しかった

寄付が活きた点

研修に使う備品や謝金に用いることができた

メディア取材

沖縄タイムス新聞  https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1081098

協力

与勝高校
与勝緑が丘中学校
与勝中学校

主催・共催

主催:屋慶名児童館
共催:屋慶名自治会

協賛

損害保険ジャパン株式会社