SOMPO流「逃げ地図」づくりワークショップに挑戦
沖縄県
森の子児童センター

損保ジャパン沖縄支店の皆さんと連携し、SOMPO流「逃げ地図」づくりワークショップを開催しました。避難所までかかる時間や道を学び、いざという時の動きを想定することで、「危険」「安全」を判断できる力につながる事に期待しています。
開催日
2025年07月02日(水)
スケジュール
防災キッズ、近隣学童、校区の中学校生徒会の子ども達や、学童職員、中学校教職員、地域防災避難訓練実行委員会の委員の大人も参加し、総勢57名の参加がありました。
損保ジャパン沖縄支部の上原さん、川上さんからのご説明を受け、各班それぞれが違う位置から避難所までの距離を色で分け、避難所までどのくらいの時間がかかるのか、危険な場所があるかなど、それそれの班で気付きがありました。
特に、第1次避難所に指定されている場所が津波の浸水区域になっていることに驚きました。
今後、実際に子ども達と調べた道を歩き、現場検証をしていく予定です。
参加者の声
*各班から、たくさんの気付きの声がありました。
・災害時は、危険な場所がたくさんある事に気付いた。
・避難場所までどのくらいの時間で行けるかが分かった。
・この地域は道が狭いところが多い、災害時は車は使えないし、実際通れなくなることが予想される。
・地図を作ってみて、最短距離が一番逃げえるときに適しているわけではなくて、その道や周りに木や塀などを考えたうえで安全に目的地(避難所などの安全なところ)にたどりつけるとことがいいのかなと思った。
・普段から避難経路の確認をしておくことが大切と思った。
・最短で15分、遅いところは1時間かかっていた。
・実際に歩いてみるのがよさそうだと気付いた。
・逃げるのって大変なんだなと気づいた。
・大きい道路、狭い道路どっちに行けばよいかわからなくなった。
参加人数
57人(児童45人・大人12人)
よかったところ
たくさんの気付きにつながったことが、とてもよかった。
実際に歩いてみないと分からないと子ども達から声が上がっていたのも感心させられた。
今後、実際歩くことで、いざという時の危険察知能力(災害時にどうなるか想像する)のような力につながっていけたらいいなと思う。
苦労したところ
・地域の白地図(1/2500サイズ)の準備にとても時間がかかり戸惑ったところ。
出来上がったものの印刷の件で、行政の危機管理室に相談したところ、きれいに印刷し準備していただけて大変助かった。
・ワークショップの内容を理解するのに、大人も含めて時間がかかったところ。
助成金が活用できた点
★損保ジャパンさんとのつながりにより、ワークショップを実施できたこと。
・たくさんの気付きにつながった。
・危機管理室との連携が出来、当日にも見学に来ていただけた。
・校区の中学校生徒会の参加がかなった。今後も連携していけるよう更につながっていきたい。
・今後も損保ジャパンさんとつながり、講座も検討していきたい。
メディア取材
沖縄テレビ(7/3)
「逃げ地図」を作るワークショップ 子どもたちが意見を出し合いながら避難場所までの安全なルートを考える
協賛
損害保険ジャパン株式会社