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浦城っ子防災プロジェクトPERT5 〜高校生の声で実現!車イス、タンカの購入と授業での体験会〜 

沖縄県

浦城っ子児童センター

「浦城っ子防災プロジェクト」がきっかけになり、陽明高校(看護専攻)の生徒たちが浦城っ子児童センターを調査、研究して浦添市長に福祉避難所の整備についてプレゼンテーションを行いました。その中で高校生たちの真っ直ぐな意見「福祉避難所に車イスがないのはおかしい!」という声に応えて、車いす、タンカの購入ができました。高校生たちの自己効力感の向上、経験値アップ、そして児童センターの防災体制強化、子どもたちの楽しい想い出と最高な形で今年度の防災イベントが遂行できました。

開催日

2024年02月09日(金)

スケジュール

さすが看護専攻の学生たち、初めて見る車イスのタイプも折りたたみは簡単で、操作方法・注意点もわかっているようでした。
段差はなく作られている児童センターですが、溝や敷物、少し細い通路などあり、学生たちは丁寧に確認していました。
タンカは皆初めてで、説明書を確認しながら2人担ぎ、3人担ぎ、4人担ぎ、そして1人担ぎと交代交代で楽しみながらも真剣に体験しました。
大人たちはほとんど口出しせず、担がれ役として頑張りました。
テレビのインタビューにも緊張しながらもしっかり答えていて素晴らしかったです。

<車いす体験>
  

<タンカ体験>

  

  

<取材>

参加者の声

・やはり実体験に勝るものはない
・(車イス)自分で進めなくてもどかしかった
・(車イス)スキーのステッキがあれば自分で操縦できそう。
・楽しかった
・(車イス)思っていたよりも溝も人工芝もスイスイ行けた
・(タンカ)1人担ぎやばい
・(タンカ)包まれて運ばれるの気持ちよかった
・(タンカ)下ろされる時が怖い

 

参加人数

11人

よかったところ

・高校生たちの声を形にできた
・これまでの大人たちの協議が活きて近隣高校生の実習に役立ち、車イス、タンカの購入に繋がった。
・高校生たちの自己効力感の向上、経験値アップになった。
・テレビで取材されて、当日の夕方に放送された。
・高校生主導のイベントができた。

寄付が活きた点

・今回の助成がなければ実現しなかった防災士との親密さと陽明高校とのつながり。
・お金さえあれば実現できる有意義なことが実現できた。
・横断幕やのぼりでいい雰囲気の会場作りができた点。

メディア取材

①琉球放送(テレビ)2月9日
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/991751?display=1

②沖縄タイムス(新聞)2月13日
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1307085

協力

(一社)防災プラットフォームおきなわ 防災士 稲垣暁氏

主催・共催

主催:沖縄県立陽明高等学校
共催:浦添市立浦城っ子児童センター

協賛

損害保険ジャパン株式会社