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浦城っ子防災プロジェクトPERT1
〜キックオフ撮影会〜

沖縄県

浦城っ子児童センター

被災、倒壊、行き場がない!誰がどこに避難するの!?
体制づくりが過渡期の福祉避難所(市から指定されている児童センター)が役割を果たし、災害時の被害を少なく、復興を早めるための課題を探る協議会を地域関係機関と地域住民と協働するための動画配信を子どもたちと一緒に実施しました。

開催日

2023年07月27日(木)

スケジュール

 

子どもたちにはまず目を閉じて想像してもらいました。
「夜9時に大きな地震で家が崩れそう!どこに避難する?」
児童センターが避難所なのは違和感ない様子でしたが、「福祉避難所」であることを話すと?マークが頭の上に浮かんでいるのが見えるようでした。
そして大人でも福祉避難所を知っている人は少なくて、誰がどのように避難所運営をするのか決まってないことを話すと驚いていました。
知られていないことを知ってもらって、整備されていない体制を作ろうとしていることを話すと目の色が変わりたくさん意見や質問をしてくれました。
みんなで情報拡散「防災意識を高め、いざという時の備えをするよう友達や家族に話していこう!」で締めました。
撮影した協働を呼びかける動画は浦城っ子児童センターのフェイスブックにアップロードしました。→こちらからどうぞ。

参加者の声

・津波はいつくるかわからないから怖い
・どこに逃げればいいかわからない
・児童センター遊んでいる時に地震が来たらどうしたら良いの?
・備蓄庫に食べ物、飲み物、発電機、スマホ、救急セット、毛布、パジャマ、ボートを入れておいて欲しい
・避難訓練は火事の時ばっかりなので違う避難訓練したい
・児童センターに泊まりたい
・ミサイルが飛んできたらバリアするしかない

参加人数

24人

よかったところ

・子どもたちが自然に参加してくれた
・子どもたちが真剣に参加し話を聞いてくれて、意見、質問も積極的にしてくれて盛り上がった
・大人からは出そうにないアイデアが出た
・動画配信は子供たちに良い刺激になった
・大人たちの防災意識を刺激する動画が撮影できた
・いざという時の備え、具体的な行動の共通認識が得られた

苦労したところ

・SNSに投稿しても大丈夫な内容にするための事前うち合わせ
・動画編集(最終的にノーカットで投稿)

寄付が活きた点

・横断幕やのぼりがあったことでいい雰囲気を作ることができた
・浦城っ子児童センターだけでやっているわけでなく、日本全国で取り組んでいる活動の一つであることが、周囲に呼びかける上で役に立った
・「つながる防災プロジェクト」の説明会、勉強会で得た知識が大変役に立った

協力

浦添市役所(防災危機管理課、福祉総務課、こども政策課)
一般社団法人防災プラットフォームおきなわ 防災士 稲垣暁氏
特定非営利活動法人まちなか研究所わくわく

主催・共催

[主催]浦城っ子児童センター
[共催]若草児童センター
[共催]内間児童センター

協賛

損害保険ジャパン株式会社