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つながる防災プロジェクト「HUG(避難所運営ゲーム)」

沖縄県

安謝児童館

つながる防災プロジェクト第8回は第6回からのつながりHUG(避難所運営ゲーム)です。避難所運営で次々と起こる様々な問題、課題。。。どうする?どうする?

開催日

2023年07月08日(土)

スケジュール

13:30はじめのあいさつ                つながる防災プロジェクトについて                                                                      13:40避難所の開設について              那覇市防災危機管理課
災害時における要支援者支援の取り組みについて  那覇市社会福祉協議会                                                                 14:30 HUG                     日赤沖縄県支部
15:50 振り返り アンケート記入

プロジェクトでは、はじめに那覇市防災危機管理課職員より那覇市の避難所開設の流れ、実際の避難所での生活について。つづいて那覇市社会福祉協議会職員より、社会福祉協議会が行っている要支援者に対する防災の取り組みについて講話してもらいました。
その後、日赤沖縄県支部職員指導のもと、HUGを行いました。各避難所は、年齢、国籍、性別などをかかれた避難者(カード)を体育館にみたてた図上の避難所に適切に配置できるか、また、避難所で起こる様々な出来事に、グループ間で話し合い、どう対応していくか疑似体験をしました。

那覇市防災危機管理課職員講話
「避難所はひとつの町ができる」
「那覇市の人口32万人。市役所職員2千名。市の職員では対応できない。」

那覇市社会福祉協議会が取り組んでいる、災害時の要支援者への取り組みについて。

グループにわかれてHUGスタートです。
  
それぞれの避難所に避難者がやってきますが、同時に様々な課題、問題も起こります。
ペットを連れてきた人。乳幼児親子。トイレが使えない。

どうする?どうする?

振り返りです。それぞれの避難所(グループ)が報告しました。

参加者の声

・受け身でなく運営する意識が身につくゲームでした。
・このゲームを学校など多くの人が体験することで避難所での意識が変わると思う。自分が運営者意識になると安心安全な場ができそう。
・自分は何役になれるか?しっかり考えて「私は〇〇役です」といえるようにしていきたいと思いました。
・避難所には、いろんな人が集まってきます。とくに病気を持っている人は大きな不安をかかえながら生活しないといけない。その助けが少しだけできるようにしていきたいと思いました。
・避難所での主体者としての模擬体験ができてとても学びが多かったです。知ったことにより自分の役割りが少しでももてるようにしたい。
・掲示板に文字を書くときに、見せやすくするように、みんなにわかりやすく書かないといけないことを知った。

・自分のためにも災害や避難所についてもっと学ばないといけないと感じた。
・トイレを使えない時の対策で、外ですますのは危険ということを学んだ。
・歩くのが大変な人などへ通りやすい通路を作っていくことは大事だとわかった。
・人の配置とか、来た順番に奥からつめていけば良いと思っていたが、いろんな人がいることを知って、配慮も考えないといけなかったから大変だった。
・トイレの悩みがいっぱいありました。
・要配慮者への対応で、妊婦、持病のある方、ペットを連れている方、高齢者など様々な工夫が必要なところで話し合いが必要だと改めて知ることができました。
・イメージ的に、避難所に行けば物資があって、助かると思っていたけど、那覇の人たちが32万人いるのに対し、市役所職員が2,000名で対応が追いつかない。自分たちで運営しないといけないとしっかりわかりました。

・要支援者、要配慮者には高齢者や子どもだけでなく、外国の方、アレルギーを持つ方も含まれることがわかった。
・実際の避難所運営になると、もっと難しくなるんだろうなと思った。東日本大震災や阪神淡路大震災のとき、どんな想定外のことがあて、どのように対応したのか気になった。
・水道が止まってトイレが使えない時は、使用禁止にするだけでなく、ダンボールと袋、新聞紙を組み合わせて簡易な材料で作って対応しようとすることが大事だと新たに学びました。
・高齢者や持病のある方だけでなく、犬や猫などペットを連れた方へも特別な対応が必要になってくるため、配慮が必要だということを学びました。

参加人数

34名

よかったところ

・那覇市職員講話で、実際に災害が起こった時の市の対応について学べたこと。参加した皆さんが、意見交換、作業を行中で、積極的に問題解決に取り組んでいたこと。

協力

安謝市営住宅自治会
岡野自治会
那覇第一民生委員
那覇市
那覇市社会福祉協議会
浦添高校
那覇国際高校
日本赤十字社沖縄県支部

主催・共催

安謝児童館 日赤安謝福祉複合施設

協賛

損害保険ジャパン株式会社