つながる防災プロジェクト 防災教育
沖縄県
安謝児童館
つながる防災教育第3弾は、那覇市立曙小学校3年生(2クラス)を対象に防災教育の授業を行いました。
開催日
2023年02月09日(木)
スケジュール
授業では、日本赤十字社沖縄県支部スタッフによる青少年赤十字防災教育プログラムが行われ、グループに分かれた生徒は、津波災害について、いのちを守るための気づきについて学びました。
また、授業中3分間の沈黙を体験。この時間が東日本大震災の揺れの時間だと説明があると、生徒の皆さんはその長さに驚いていました。
沈黙の時間
<スケジュール>
13:30 はじめのあいさつ「つながる防災プロジェクト」について
まもるいのち ひろめるぼうさい(地震、津波)
ペットボトルマジックを使ったアイスブレイク
グループワーク(避難時、かばんに何をいれる?)
15:15 まとめ アンケート記入
15:30 終了
参加者の声
★児童の感想★
・つなみは、なんどでもくるし、あぶないし、もどったらだめだとわかりました。
・東日本大震災の映像は最後まで見れなかったけど、頭の中でとても悲しいことがわかりました。
・つなみのおそろしさがわかりました。
・つなみのそくどが早いことがわかりました。
・いろんなことを知りました。またやりたいです。もっと災害のことをしりたいです。
・自分もつなみやじしんがきたときのために勉強やじゅんびをするようにします。
・つなみは1回でおわるんじゃなくて、2回、3回へつづくことがわかりました。
・じどうかんは、子どもたちがあそびにくるところだと思っていたけど、にんぷさんや車いすの人たちがさいがいがおきたらひなんするところだと知りました。
・津波は、足がとても早い人でも流されるくらい早くて強いことが分かった。
・児童館は車いすやにんぷさん、目の見えない人が(災害時に)行くところだと知った。
★保護者の感想★
・1つのカバンに必要だと思うものを入れるワークがあり、家によって優先順位が違う。それでも良いと改めて言葉にしたことでわかりました。
・頭ではわかっているつもりでも、身近にいないと、具体的にどうしたら良いか、即動けるか、考えるきっかけとなりました。
・分かっていても、定期的に学びなおしが必要だと感じました。長生きできそうかもと思えるワークでした。ありがとうございました。
参加人数
60人
よかったところ
・プロジェクトをとおして、近隣小学校の防災意識を高める機会となったこと。また、小学校校長をはじめ、学校側のプロジェクトへの理解、協力がスムーズだったこと。
苦労したところ
・プロジェクトについては、ありませんが、終了後のアンケートをそのまま児童らに配布したので、文言が難しいとの意見があり、担任の先生に作り直してもらいました。
メディア取材
沖縄タイムス(2月27日に掲載されました)
協力
日本赤十字社沖縄県支部
主催・共催
安謝児童館
那覇市立曙小学校
協賛
損害保険ジャパン株式会社