ちむぐくるプロジェクト「屋慶名区合同避難訓練」&防災フェア
沖縄県
屋慶名児童館
もしあなたの住んでいるところで地震が起きたら・・・震度5の地震が発生し津波が来る予報が入ったとの設定で避難訓練を行いました。要配慮者と一緒に行う避難訓練。乳幼児親子・こども・アレルギーを持つ子・発達障がいを持つ子・疾患がある大人・お年寄り・けが人など多様な人が参加した避難訓練となりました。「お互いに助け合う」をテーマに、できる人ができるだけ・・というスタンスで行い、誰一人取り残さずケガもなく避難訓練を行うことができました。避難訓練後は非常食試食や防災にちなんだ本を中高生が読み聞かせをしてくれたり、防災クイズをしたり、楽しい防災訓練となりました。
開催日
2023年03月04日(土)
スケジュール
「地震だぁ!」の声を合図に避難訓練が始まりました。
「津波が予想されます」と警報がなり、みんなで安全な高台へ避難しました。
その後児童館に戻り、実際に起きた津波の映像を流しました。リアルな映像に息をのむ子どもたちの姿がありました。現実を知ることも大切だと思い、今回はリアルにこだわりました。
防災にちなんだ紙芝居や絵本を高校生のボランティアが読み聞かせしてくれました。一生懸命な姿に、みんな真剣に聞き入っていました。
参加者の声
・防災クイズが楽しかった。
・屋慶名にも津波が来たことがあるのを初めて知った。
・非常食がおいしかった。
・過程において防災リュックを準備しておこうと思っていたので、とても参考になりました。
参加人数
48人
よかったところ
屋慶名に津波が来た時に、実際体験した方が来館。当時のお話を聞くことができました。
「災害時、あなたなら何ができますか?」の質問に、たくさんの「できる!」が集まりました。お互いに助け合う『ゆいまーる』の精神が形になりました。
児童館職員をはじめ、自治会、ボランティアの中高生など、地域のさまざまな年齢の人が児童館に集まり、交流が持てました。今回のテーマ『ちむぐくる』が見えた防災訓練でした!
苦労したところ
受付が避難してきた人で混雑して大変でした。できる人がお互いに協力しようと打ち合わせていましたが、みんなお客さんになってしまいました。また、個人情報をどこまで把握しておくべきか、誰が管理するのか、等の課題もあがりました。
助成金が活用できた点
防災フェアも兼ねていたので、防災リュックや、ホワイトボードに防災マップやHUGカード勉強会の様子を展示しました。職員やボランティアが遠くからでもわかるよう、おそろいのベストを着用して訓練を行うことができました。避難の呼び掛けは、拡声器を使って行いました。
協力
与勝中学校
与勝緑が丘中学校
与勝高校
主催・共催
主催)屋慶名児童館
共催)屋慶名自治会
協賛
損害保険ジャパン株式会社