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わたしの地区の避難所チェック!~防災ボードをつかって

宮崎県

檍児童センター

ハザードマップを参考にして、子どもたちや地域の人たちと、地域の浸水域や津波の高さ、避難場所を確認できるような防災ボードを作りました。まずは児童館に来ている子ども達とシミュレーションをしてみました!反応はどうだったかな・・・

開催日

2023年04月18日(火)

スケジュール

①『自分のお家の場所が分かるかな?』~地域の地図が描かれたボードを見て、自分の家の確認をします。

「学校がここにあるから、私の家はここだ!」

「スクランブル交差点を渡って右に曲がったらお家があるよ」

地図の見方も学びます。

②『お家があるところは、何色で塗られているかな?』~地図の洪水浸水想定区域図の色で自宅周辺の浸水深を確認します。

  

「黄色だから、0.5m未満だ」

「僕のお家の周りは白だから、0m?。よかったぁ~津波は来ないね!」

「そうだね。でも、これは予想だから、絶対ではないんだ。」

③『津波の高さ予測は?』~透明のパネルを地図に重ねて、自宅周辺の想定される津波の高さを確認します。

  

「地図のどっち側に海があるかな?」「東側だね」

「海に近い所の津波の高さは2m~5mもあるんだね」

「児童センターまでは、津波は来ない予想だね」

④『もし、地震が来て津波が来るとなったらどうする?』~地域の津波避難ビルを確認します。

 

「高い所か海岸から遠い所に避難するんだよね」

「津波避難ビルのマーク、見たことあるよ」

「自宅から一番近い津波避難ビルが確認できるね」

緑のコマに書かれた建物の名前と場所の確認をしながら、避難ビルのコマをボードの穴に挿していきます。

⑤『しばらくお家に帰れないということになったらどうする?』~自宅周辺の避難所の確認をします。

 

「おばあちゃんのお家に行こうかな~」

「僕の家から一番近い避難所は〇〇中学校だ」

赤いコマに書かれた避難所の名前と場所を確認しながら、地域の避難所のコマをボードの穴に挿していきます。

 

参加者の声

〇避難ビルなどを挿すのが楽しかったです。自分たちの地区が予想で津波が来ないことで安心しました。

〇どこに逃げるかが分かりました。広くて遠いところや高いところが、津波避難にはいいところだと思いました。

〇私は津波が来た時に、避難ビルがどこにあるかわかったから、とっても勉強になりました。

〇家があまり水につからないと分かったので、よかったです。

〇檍児童センターが避難所ということを初めて知りました。

 

 

参加人数

75人(4月18日~6月24日の参加人数)

よかったところ

宮崎市から各家庭に配布されている「洪水ハザードマップ」と「津波ハザードマップ」を参考にして、子ども達にも分かりやすく楽しく学べるように製作しました。子ども達に質問しながら、そして気付かせながら進めていきますが、予想以上の反応がありびっくりさせられます。また、保護者にも、大変分かりやすいと好評です。この防災ボードは、年間通して行いますが、後半は、進行役を高学年の児童にバトンタッチして子どもたちだけの活動になるといいと思っています。

苦労したところ

製作における苦労点として、ハザードマップの浸水区域別の色の境目がはっきりしないところがあり、その場所の色分けに苦労しました。また、「コマを子どもでも挿しやすく、そして挿した後は安定し、しかも抜きやすい」のもと、穴の大きさや材質等、試作を重ねて製作しました。

主催・共催

檍児童センター

協賛

損害保険ジャパン株式会社