つながる防災プロジェクト「防災地域散歩」
福岡県
徳力児童館
徳力児童館は紫川の傍にあるため、普段から川の様子を知り、どこに危険があるかなど、こどもの視点から「危ない場所」探しをし、自分の住む地域がどのようになっているかを探索しました。
開催日
2025年05月26日(月)
スケジュール
川沿いの遊歩道(とはいえ、雑草だらけ)の道を進んでいく。
途中で、川に下りていく階段があったが、少し雨が降った後で大きな水たまりが出来ていたため、川に降りることはできなかった。こどもたちも「勝手に川に下りたら危ない」と感じたようだった。

こどもたちは道の途中でいろいろな草木を見て、触って、鳥が飛んで来ているのを間近に見て、嬉しそうにしていた。川が溢れたらどこに逃げる?の問に「避難所!」と答えは返ってきたが、具体的には分かっていないし、家庭内での打ち合わせも出来ていないようであった。

児童館の周辺で一番高いところにある「蒲生八幡神社」に行き、児童館や自分の家のある方向を見下ろして、場所の確認をした。こどもたちは「遠くの避難所より安全かも」と話していた。

参加者の声
・歩いて回るのがきつかった。
・神社の階段がきつかった。
・近い場所で鳥(鷺)を見れたのが嬉しかった。
・川の水が結構強く流れていてびっくりした。
参加人数
52人(小学生40人・大人12人)
よかったところ
・雨降りの後で、いつもと違う川の様子を見られたこと。
・歩いて避難することの大変さを体験できたこと。
苦労したところ
・子どもたちが出発して10分もしないうちに「疲れた」「帰りたい」「まだ?」と言い出したこと。日頃の運動不足があるのかもしれない。
助成金が活用できた点
・5月末にしては気温が高かったため、水分補給用の飲料を購入できた。
協力
特定非営利活動法人KID's work
主催・共催
徳力児童館(北九州市福祉事業団)
協賛
損害保険ジャパン株式会社