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「逃げ地図」を作ろう

福岡県

徳力児童館

地図を見ること自体が初めての低学年が主体でしたが、損保ジャパンの皆さまのサポートを受けながら、3・4・6年生が頑張ってリードしていきました。「ここまで安全に逃げるにはどの位時間がかかる?」「10分じゃたどり着かないよ!」と緑・黄緑・黄色・橙・赤と変わっていく地図の色にドキドキしました。

開催日

2025年07月23日(水)

スケジュール

地図を見ること自体が初めての低学年が主体でしたが、損保ジャパンの皆さまのサポートを受けながら、3・4・6年生が頑張ってグループをリードしていきました。

<説明の様子>
 

「ここまで安全に逃げるにはどの位時間がかかる?」「10分じゃたどり着かないよ!」と緑・黄緑・黄色・橙・赤と変わっていく地図の色に子どもたちはドキドキしていました。
「児童館から安全に逃げるには相当時間がかかる」「みんな、我がまま言わないで協力しないといけない」と話していました。
また、地図を見ながら「ここには本当は細い道があって通れるよ」「ここはブロックがあって、進めないよ」と地図にはない情報も次々と出てきました。

<ワークショップの様子>

  

地図を作ったあと、各グループで気づいたことを発表しました。当日はテレビ局の取材も入り、緊張しました。

<発表の様子>
  

参加者の声

・水が来たら高いところに逃げたら良いことが分かった。
・避難所がどこにあるか分かって良かった。
・川の方に逃げたら余計に危ないと思った。
・間違った場所に逃げている人に、正しいことを優しく声掛けをしたい。

参加人数

64人(こども34人・おとな30人)

よかったところ

・ワークを通して、すぐに行動出来て、自分の身が守れるようになるところ。
・安全に自分で考えて逃げることができるようになるところ。
・地図上で、逃げ道を確認することが出来たところ。
・災害を想定した地図作りを通して、地域の課題も発見できた点。

苦労したところ

低学年主体で、地図と実際の場所のイメージが合致しづらく、色塗りするだけで精一杯であったところ。

助成金が活用できた点

・逃げ地図づくりのワークショップを損保ジャパン主導のもとに実施でき、参加者が良い経験をできた点。

メディア取材

FBS福岡放送ニュース
【備える】水が来る!どっちに逃げる? 夏休みの小学生が避難ルートを考える「逃げ地図」作り

テレビ西日本
“大雨で川が氾濫し洪水”想定 小学生らが「逃げ地図」作成 避難場所までの安全なルートや時間を色で表示 福岡・北九州市
https://news.tnc.co.jp/news/articles/NID2025072326471

協力

損害保険ジャパン株式会社北九州支店

主催・共催

徳力児童館(北九州市福祉事業団)

協賛

損害保険ジャパン株式会社