ころころ小春祭2023
宮沢賢治シリーズ第4弾~グスコーブドリの思いを繋ぐ~
東京都
ころころ児童館
ころころ児童館の秋祭り「小春祭」。今年は防災をテーマにして、地域で活動している方々が、防災を考えてそれぞれの得意分野で参加してくれました。
開催日
2023年11月18日(土)
スケジュール
風の又三郎が吹き荒れる中、MOこもこ職員による迫力ある太鼓の演奏で開幕しました。
ころころ学童による防災障害物競走では悪路を想定しながら、キャタピラレースや、借り物競争等ゲーム感覚で楽しく行いました。
玉川町トレ友の会による『パプリカ』のダンスの発表!
年齢に関係なく元気な姿を見る事ができました。
楽リラの成田先生のあおぞら体操では、避難所でのエコノミークラス症候群対策をメインとした子どもから大人まで楽しめる体操をしてくれました。
町田消防団第一分団第五部による放水訓練では実際に消防車が来て、空高く水しぶきが上がりました。
子どもたちも団員さんと一緒にホースを持って放水訓練を行いました。
もしもの時の明かりを灯す。ひょうたん大王によるヒョウタンランプの工作では、いろいろな形のヒョウタンをくり抜いて思い思いの柄のランプを作っていました。今回はランプだけでなくキーホルダー作りも行いました。
アトリエまあんのダンボール工作では、机や椅子、コップなど日用品を作りました。どれもクオリティが高く、目を見張るものがありました。参加された方の中には、コップに防水加工して使いたいという声も挙げられ、皆さんとても楽しんでいました。
みほこ先生の新聞紙工作では、「自分だけのスペース作り」を目指し、骨組みから全て紙からできたテントを作り、自分だけの秘密基地を作って楽しそうに遊んでいました。
絵画教室たいようによる『創造と破かいと再生と』というテーマで行いました。災害で大切なものが壊れても、希望を忘れずに前に進もうというの願いが込められた作品となりました。失ったものは元には戻らないけれど、姿形を変えて、別のものに生まれ変わることはできます。絵を描いて、破って、別の絵として再生することで、こういった気持ちを少しでも体験できたかと思います。
今年は玉川大学の学生も参加してくれました。
防災クイズと一枚の大きな絵を完成させました。防災が起きたらどんな心構えが必要か、どんなことが大切なのかを子ども達にも分かりやすく楽しく知ることができる場となりました。
子ども委員会では南大谷子どもクラブが防災食のおふるまいでアルファ化米の無料配布、ころころ児童館では水消火器の的当て、そして来場した人へ挨拶をして回る挨拶隊を行いました。
防災食のおふるまいは大好評、「想像していたよりずっと美味しかった」と、予定より早く目標の200食を配布しました。
水消火器の的当てでは子ども委員会のメンバーが事前に使い方を身につけ、来てくれる方々にどのように伝えるかを考えて話していました。当日は案内役、呼び込み、的の設置担当など、自分たちで声を掛けながら役割分担をして、頑張ってくれました。終了間際には消防団の方々と一緒に、改めて「消火訓練」も行うことができました。
他にも多くの団体に参加していただき、参加してくださった方々と新しい繋がりもでき、「このまちはひとつの家族」に一歩踏み出せました。また来年度も進化した小春祭をお楽しみに!
参加者の声
・消防車の放水訓練で、遠くまで水が届いていて驚いた。
・車いす体験をさせてもらったが、坂道を登るのがとても大変だった。
・防災食がとても美味しかった!家でも食べたい!
参加人数
550人
よかったところ
・子どもたちが自由に、楽しそうに過ごしていた姿が印象的だった。
・地域のお祭りとして、たくさんのお客様がいらしてくれて楽しかった。
苦労したところ
・屋外のため、時間帯によっては強風に悩まされた。
・ポスターやチラシ以外の方法での周辺住民への広報活動が難しかった。
協力
フラワーショップHanaiso
玉川学園地区社会福祉協議会
アトリエまあん
アニメ理科実験教室
フレンズ
町田第3高齢者支援センター
玉川大学
絵画教室たいよう
まちだ自然エネルギー協議会
ことりの森保育園
セブンイレブン玉川学園2丁目店
とうふ菜園玉川学園店
Space Lana
スワンベーカリー
リトルジャンボスポーツクラブ
玉川学園町内会
玉川町トレ友の会
消防団町田第1分団第5部
地域ボランティアの方々
主催・共催
ころころ児童館
NPO法人子育て・子育ち支援タグボート
協賛
損害保険ジャパン株式会社