レポートを読む

防災講座「救急法」

千葉県

臼井老幼の館

講師から「今、地震が起きたら子どもを守れますか」と問いかけられましたが、手を挙げる人は誰もいなく、講座終了後には「守れます」と自信を持って答えられるようにしましょうと救急法の講習会がスタートしました。終了後にはAEDの取り扱いも人形を使った胸骨圧迫にも自信を持てるようになりました。

開催日

2023年07月05日(水)

スケジュール

10時30分~11時30分

講師から「今地震が起きたら子どもを守れますか」と問いかけられました。それに手を挙げる人は誰もいなく、この講座終了後には「守れます」と自信を持って答えられるようにしましょうと救急法の講習会がスタートしました。

講義途中に飛び出したお話は、海より川の方が事故が多い、人が倒れた時の人の運び方、テッシュ2枚を使った呼吸の確認法などでした。この話は皆さんの心に残ったようです。

講座終了後にはAEDの取り扱いも人形を使った胸骨圧迫にも自信を持てるようになって帰って行きました。

   

 

参加者の声

第1回目の講座に引き続き参加された方が「鬼塚さんの大ファンになり、今回真っ先に申し込みました。講座のあと、防災バックをつくり、庭で実際にテント生活をする体験をしてみました。今回はAEDの使い方、胸骨圧迫を学べてよかったです」と話してくれました。今回印象に残ったことを尋ねたら「水難事故は海より川の方が多いので、子どもには、ライフジャケットを着せ、シューズをはかせることが大切なことや、倒れている人の運び方、ティッシュ2枚を使った呼吸の確認法や耳元で「大丈夫ですか」を聞くのは何故かということがよくわかりました」と答えてくださいました。

参加人数

36人

よかったところ

消防署の出張講座はまだ再開していないため、ママ防災の鬼塚さんに講師をお願いしました。ママ目線で教えてくれるので、とても新鮮に思えました。

また、「この施設ではAEDはどこにありますか」という講師の問いに、参加者は誰も答えられませんでした。「これは職員の責任ですよ」という厳しい指摘にハッとしました。施設に設置しているものの中身や活用方法を他の方にも説明できるようにしておかなければならないと反省しました。

苦労したところ

新型コロナウイルスの感染拡大予防のため人を集めることができず、3年間救急法を開催できませんでしたが、今回は久々に防災講座として企画できました。しかし、募集をかけても参加者が思うように集まらず落ち込みました。この悩みを正直に講師の鬼塚さんにお話したところ、インスタグラムに掲載してくださり、それを見た方4組の方の申し込みがありました。これを喜んでいると、前日に3組、当日2組の追加があり、当日の会場は賑やかになり、ホッとしました。参加した皆さんのアンケートを見ると開催してよかったと思いましたが、人を集めるのが難しいと感じています。

助成金が活用できた点

防災講座の講師をお願いできたこと。

協力

ママ防災代表 鬼塚麻美さん

主催・共催

佐倉市立臼井老幼の館

協賛

損害保険ジャパン株式会社