防災半日キャンプ
兵庫県
中筋児童館
~「食」と「住」を体験する 学ぶ・知る・体験する~
開催日
2024年05月11日(土)
スケジュール
今日の設定は「児童館で遊んでいたら、震度6強の地震がありました。さて、どうしますか?」です。
「学ぶ」
兵庫防災リーダーさんが講師となって、防災の映像とクイズでみんなで「もしも」を考えました。
「知る」
事前に町探検で撮ってくれた写真やiPadでストリートビューを見ながら「中筋児童館」から「長尾小学校」までの道を地図で確認します。
「橋が渡れないかも?!」
「どうやっても線路がある」 みんなで安全だと思う道を探します。
「体験する」
もし、児童館に泊まることになったら。。。。
兵庫防災リーダーさんや長尾まちづくり協議会さんが児童館にテントや簡易トイレ、7秒で組み立てられる段ボールベッドやエアマットを組み立てて説明してくださいました。
また、宝塚市の総合防災課から頂いた7年保存レトルトパン、児童館の備蓄食品のカレーやお菓子などでどんな食事ができるのかみんなで話し合ってメニューを決めて、カセットコンロで調理し、試食体験を行いました。
最後は自分たちの「お菓子のローリングストック」を作りました。
シールに賞味期限を書いて自分だけの「備え」を作りました。
普段何気に食べるお菓子にも期限があること、そして食べたら食べた分を補うことを身近なお菓子で体験しました。
参加者の声
子どもにとって有意義な機会になったと思います。児童館から学校までの道に何があるかがわかりよかったです。
いいたいけんができてよかったです。そして、これからは、もっと地しんのためのたいさくをとろうと思いました。
避難所を楽しく体験できる良い機会になりました。
共に協力することや備えることを学びました。
地図を作っているとき、いつもは、ただみてるだけのけしきだったけどきけんなところもあるということをはっけんしました。
参加人数
32人(子ども18人・大人14人)
よかったところ
普段何気なくしていることを改めて見つめることでちょっとだけほかの事も見えてきたようでした。
何気なく通っているあたりまえの通学路。
川があったり、橋があったり、大きな木があったり、線路があったり。
「もしも」と視点を変えることで学年や世代をこえて「地域のこと」を考える機会となったのではないでしょうか。
地域の「防災リーダー」がいることもとても心強いことだと感じたと思います。
そしていつか自助から共助へと自分たちができる事を探してもらえたらと思います。
苦労したところ
今回は5歳から中学生までの参加でした。
はて?クイズはどうしようか(ターゲットの年代)・・・と地域の方は困ったそうですが、
子どもたちは積極的に手をあげて、間違ってもまた助け合って答えていました。
助成金が活用できた点
試食の体験やローリングストックの体験を提供することができました。
子どもたちが身近なもので体験することで今後も「備え」について考えてくれると思います。
メディア取材
地域の情報誌に掲載の予定になっています。
協力
社会福祉法人愛和会
主催・共催
中筋児童館・長尾まちづくり協議会・兵庫防災リーダー
協賛
損害保険ジャパン株式会社