おとなもこどもも防災について考える日
兵庫県
中筋児童館
~あの時から今日、そして明日へ あの時こどもたちと一緒にいた大人はどうしたのか あいわの集い~
開催日
2023年09月24日(日)
スケジュール
10:15-11:45
【講演会】~あの日から今日、そして明日へ あの時こどもたちと一緒にいた大人たちはどうしたのか~
おはなし 阿部由紀氏 (一般社団法人 BIGUP石巻)
石井布紀子氏(NPO法人さくらネット)
10:30-15:00
【遊びのブース】
工作、輪投げ、マスコット釣り、防災アニメ
防災食体験(アイラップでごはんを炊こう!)
【出店コーナー】
・NPO法人かなで
・焙煎工房HUG
・こむの事業所
・いもや仁兵衛
・あすなろ麺
13:30-14:30
【演奏会】
宝塚市立長尾中学校・兵庫県立宝塚東高等学校withたのしい仲間たち(児童館利用者)による吹奏楽演奏
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兵庫県は阪神大震災を経験しています。しかし、早朝の地震でした。東北の地震は子どもたちが学校園、児童館で過ごしている時間に起こりました。もし、児童館で遊んでいる時に、地震があったら、災害があったら、、、と思い、今回、さくらネットの石井布紀子さんにコーディネートをお願いし、講演会を開催することができました。おとなもこどもも、幅広い年代の方に参加していただけたことがよかったです。
参加者の声
【講演会より】
・災害が起きたときは、にげる道を考えないと生きるか死ぬかの判断になる。
・何か機会があったら私もボランティアに参加しようと思います。
・日頃の交流(世代をこえて)が大切であること
・一生懸命、防災や人の命の大切さに関わってくださっている方に感謝です。
【遊びコーナーより】
工作コーナーが乳幼児もできるもの、小学生ができるものと分けていただいていてよかったです。
【防災食コーナー】
ビニール袋(アイラップ)でごはんができることができてびっくりしました。
【演奏会について】
・久々に演奏ができてよかった。
・高校生と演奏できる機会をありがとうございました。
参加人数
587人(子ども:250人/大人:337人)
よかったところ
デイサービスセンターのフロアにてNPO法人さくらネットの石井布紀子氏をコーディネーターにお迎えして、一般社団法人BIGUP石巻の阿部由紀さんをオンラインで繋いで「あの時から今日、そして明日へ あの時こどもたちと一緒にいた大人はどうしたのか」をテーマにお話いただきました。講演会は小学生、中学生、そして大人と幅広い年代の方にご参加いただくことができました。中学生の発言もあり、オンラインをつかって石巻と宝塚がつながり、「これから私たちの出来ることは・・・」と考えるきっかけになったと思います。
また、アイラップを使用した「防災食体験」では、アイラップに計った無洗米と水を入れ、ガスコンロで湯せん調理しました。30分後に炊きあがったごはんにカレーをかけて食べました。
地域の作業所や民生委員さんのガチャガチャや物品販売コーナーでは コーヒー、お野菜、冷やし焼き芋、あすなろうどんが販売されました。
午後は宝塚市立長尾中学校と兵庫県立宝塚東高校、そして児童館の利用者も参加し、ジョイント吹奏楽コンサートが開催しました。中学1年生は初めての演奏の機会となりました。高校生と中学生は事前の練習でも仲良くなり、一体感のある迫力のある演奏が館内に鳴り響きました。今後、きっとまた活躍してくれるものと期待しています!
苦労したところ
感染対策と人数制限。今回は外にも飲食スペースを作りました。
日本全国、そして石巻の現場で今も活動されている方にお願いしたので、スケジューリングは難しかったです。しかし、だからこそのおはなしを伺うことができました。
助成金が活用できた点
石巻からのお話を直接聞けたことです。1995年の阪神大震災は早朝におこりましたが、2011年の東日本大震災は14:46頃。子どもたちが学校などの所属園にいた時間でした。その時のこどもたち、その後の子どもたちのおはなしを直接伺えたことは本当に貴重な時間でした。
また、実寸大の車をプラスティック段ボールで作成しました。水害時、どこまで浸水したら扉が開かなくなるのか等を遊びを通してお話させていただきました。
今回は防災食体験や、防災を伴う工作も行うことができました。
メディア取材
神戸新聞2023年10月2日 防災講演、非常食体験…備えの心、世代超え確認 宝塚の福祉施設「あいわ苑」で催し
協力
宝塚市第5地区ながお5つの「る」プロジェクト
ニシイチドラッグ
生活協同組合コープこうべ
出店、講演、演奏いただいたみなさま
主催・共催
社会福祉法人 愛和会・中筋児童館
後援:宝塚市
協賛
損害保険ジャパン株式会社