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オペレッタ『防災頭巾』を観に行こう

兵庫県

中筋児童館

~いまは防災頭巾と防空頭巾は似ているけど?!~

開催日

2023年08月22日(火)

スケジュール

オペレッタ『防空頭巾』を地域の方にご招待いただきました。

小学校では「防災頭巾」を備えています。何が違うのかな?!

児童館からタクシーにのって、電車にのって、ソリオホールに自分たちでむかいました。

参加者の声

児童館に帰ってから、主人公のしず子ちゃんが「もし空襲があったら・・・」とそなえていたけど、みんなお家では備えてる?

「わからない」「何にもしてない」

今回参加してどうだった?

「オペレッタ初めて見た」「切符を初めて自分で買った」「タクシーで行き先を言うのが難しかった」など、普段は便利にICカードを使ったり、機械で出来ることを今回は自分たちで探したり、考えたり、人に伝えたり、教えてもらったりしながらの道中でした。

参加人数

7名

よかったところ

宝塚駅にある「ソリオホール」まで、子どもたちで考えて行ってもらいました。

児童館から駅まではタクシーを使いました。行き先を誰が言うのか、お金をだれが払うのか決めてから乗車しました。

ICカードに慣れているのか、切符を買うのにも一苦労。でもみんなで協力して電車に乗ることができました。

短い距離でしたが、自分たちの街がどのようなところにあって、どのような交通機関があるのかを改めて考える事ができたと思います。

また、今回のオペレッタは78年前の大阪大空襲が舞台となっていました。音楽を通じて、「「備える」ということができていないのかも?」と子どもたちの気づきになりました。

苦労したところ

保護者の方にご理解頂いて参加していただきました。

寄付が活きた点

災害時にはICカードが使えなくなることが想定されます。お金を払って交通機関を利用する体験ができました。自分たちの周りに様々な交通機関があること、自分たちの街に様々な看板や行き方の指示がかいてあることを道中話しながらホールまで向かいました。保護者と一緒なら気づかない発見も子どもたち同士ではたくさんありました。音楽を通じて「備えられていないな」ということにも気づきました。なかなかできない体験が夏休みにできましたこと、感謝しています。

主催・共催

宝塚市第5地区5つの「る」プロジェクト
中筋児童館

協賛

損害保険ジャパン株式会社