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新潟県

燕市児童研修館「こどもの森」

燕市らしいものづくり体験やカメラマン体験6やドローン操縦など、全部で11のおしごと体験ができました。こどもの森のおしごとは窓飾りの透かし折り紙作り、そしてこどもの森といえば防災ということで「ぼうさいomamori」作りに挑戦です!

開催日

2024年10月27日(日)

スケジュール

会場は燕市役所。4階がこどもの森のブースです。魅力的なブースがたくさんあるので、廊下にも装飾をして会場まで足を運んでもらえるように工夫しました。

まずは窓飾りの透かし折り紙に挑戦。いろとりどりの素敵な飾りができました。
  

次は、ぼうさいomamori作りです。「なぜ防災?」という声が聞かれたので、こどもの森の防災の取り組みについて話すところからスタートです。

ぼうさいomamoriは、おうちの人と離れているときに災害にあってしまった場合に子どもたちの安心につながるものを書いておき、お出かけバッグに入れておく、子どもたちのためのお守りです。

記入内容は、
・もしもの時の連絡先
・もしもの時の家族の集合場所
・もしもの時にお知らせしたい私のこと
家族との連絡方法や、避難所で一人になってしまったときに周りの大人に伝えたいことなど、声に出せない状況でもこのお守りを見せたら伝わるよという内容になっています。
子どもたちはおうちの人に確認しながら、しっかりと記入していました。
 

ボランティアさん手作りのお守り袋は、色とりどりでどれにするか迷っちゃいます。選んだ袋に記入した小さな冊子を入れたら、ぼうさいomamoriの完成! 早速持ち帰り用の新聞紙バッグにつけたり、自分のバッグに大切にしまったりしていました。
  

イベント当日はおしごと体験の他に、駐車場で消防訓練も行われていていて、参加の子どもたちは大満足の一日だったと思います。
   

参加者の声

・お友だちとでかけるときのかばんにつけます。
・きらいなたべものとすきなたべものをかきました。ひなんじょですきなものがたべられるといいなあ。
・いつも児童館に遊びに行くとき用に子どもにメモを持たせています。こんなに小さくてかわいいお守りならいつでもカバンにつけておけそうでとてもいいです!
・食物アレルギーや、病気のことも書いておけるのがいいです。子どもが言葉で伝えられなくても、「これ見てください」って大人に渡すことならできそうです。
・子ども高学年になり、友だち同士で遊びに行くことが増えたので、一緒にいない時のことも考えなければならないと思いました。

参加人数

240人(こども96人・おとな144人)

よかったところ

・魅力的なイベントに参加させてもらい、とても大勢の人にこどもの森のこと、防災の取り組みについて知ってもらうことができたと思います。
・地域の若者のアイディアから作成したぼうさいomamoriは、保護者に大好評でした。職員だけで考えず、地域の声、子どもたちの声を活動に取り入れていくことが大切だと思いました。

苦労したところ

・お守りをランドセルにつけようという子ども、親がとても多かったです。私たちのねらいは、子どもが一人でいる時に役に立つお守りでしたので、そこを伝えるのに苦労しました。説明用の掲示物を用意するなど工夫すればよかったです。

助成金が活用できた点

ぼうさいomamoriを用意できました。

協力

燕市児童研修館「こどもの森」

主催・共催

主催:燕商工会議所 青年部
後援:燕市・燕市教育委員会

協賛

損害保険ジャパン株式会社