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出張!こどもの森@無印良品 燕~防災リュック作り~

新潟県

燕市児童研修館「こどもの森」

無印良品の店舗にこどもの森が出張! 4月に実施した防災リュック作りをお店の中でやり、リュックの中身もお店の商品を選んで入れて備えに。また、実際の商品棚に防災ミニ知識カードを置かせてもらい、探しに行く店内探検も行いました。

開催日

2024年09月07日(土)

スケジュール

9月1日(日)~6日(金)までは、PR期間。イベントの周知や、協力団体と一緒に防災に関する展示を行いました。展示に興味を持ってくれた子どもたちが家でも楽しみながら防災について思い出せるように、「ブンブンごま」と「ぼうさいNURE」を用意しました。
 

イベント一日目。準備をしていると、外に行列ができ始めました。お店のお客さんの行列かなと思っていると、開店とともにリュック作りのコーナーに人が押し寄せてきました。予想外の出来事にアタフタ。お店の人にも手伝ってもらい対応しました。

順番を待っている間に、店内探検をして待つことができたのは良かったと思います。お店の方に相談しながら、どの商品の横にカードを置くかを考えました。少し難しい場所にも設置。難易度が上がり、高学年の子どもや大人も十分に楽しめたようです。
   

また、ボランティアさんの機転により、待ち時間を使って『ミニ手話講座』『栄養士さんによる災害時の食の備えお悩み相談会』も実施。皆さんの協力により、長い待ち時間も楽しく過ごしてもらうことができました。
 

リュック作りでは、子どもたちが自由に絵を描いていて、その分「自分のリュック」という思いが強く感じられました。好きなおやつを選んで入れて、嬉しそうにしている姿も印象的でした。
    

用意したリュックは全てなくなりました。最後の最後、時間いっぱいまで参加希望の子どもがいて、105個のリュックを作ってもらうことができました。家でぜひぜひ活用してもらいたいです。

参加者の声

・先日、子供(6歳)に「ママ、うちに防災リュックってある?」と聞かれ、ドキッとしたので、備えるちょうどいいきっかけだと思い参加した。子供と楽しめるイベントだった。
・1/1から、子どもが地震を怖がるため、防災リュックを作って安心させたいと思って参加した。自分で好きなものを選んで作ることができてよかったと思う。
・万が一の時、精神的にキツイいと思うが、子どもの気に入ったかばんとおやつがあったら少し心強いと思う。
・楽しそうに絵をかいていていてよかった。楽しみながらも防災意識を高められ良い機会だったと思う。
・とても楽しみにしていました。布を選んで、絵を描いて、おかしを入れる…どれもワクワクしました。自宅で何を入れるか相談して備えようと思います。
・カードをさがすイベントも合わせてやっていたため、待ち時間もたのしむことができました。防災リュックを作ることで、子どもたちと防災について話していこうと思いました。楽しいイベントでした。
・店内のカード探しがけっこうむずかしく、リュック作りの順番を待つ間良い時間になった。子どもが楽しく参加できました。

参加人数

396人(こども180人・おとな216人)

よかったところ

・参加者アンケートより、リュックを作ることを目当てに来てくれた人が半数、残りはたまたま店舗に来て興味を持ち参加してくれた人だった。こどもの森の防災の取り組みを知らない人たちに向けてPRする良いきっかけになったと思います。
・いつも協力してくれているボランティア団体に、展示協力を依頼していましたが、当日の混雑具合を見て、2日間のボランティア協力を申し出てくれとてもありがたかったです。
 

苦労したところ

・以前にこどもの森で同じ内容で実施した時には、申込者が少なく、今回もゆったりと取り組めるものと思っていました。しかし、開始と同時に人が押し寄せ、どうしたらよいか戸惑ってしまい、店舗に迷惑をかけてしまいました。

助成金が活用できた点

チラシをたくさん印刷し、広報することができました。

メディア取材

新潟日報朝刊 2024年9月6日(金)
燕市長定例記者会見 2024年8月23日

協力

無印良品 燕
帝人フロンティアDG株式会社
三条ものづくり学校
つばめアレルギーっ子クラブ
新潟ヘルプマーク普及ネットワーク
燕市食生活改善推進委員協議会

主催・共催

燕市児童研修館「こどもの森」

協賛

損害保険ジャパン株式会社