レポートを読む

もりもり食堂防災編
~シャカシャカおにぎり作り~

新潟県

燕市児童研修館「こどもの森」

避難所の炊き出しで白いご飯は届いたとき、こんなおにぎりにしたらきっと子どもたちはもりもりご飯が食べられるはず! 避難所での食事について考え、シャカシャカ楽しくおにぎり作りをしました。

開催日

2023年10月19日(木)

スケジュール

食生活改善推進委員さんが準備をして子どもたちの到着を待っています。

受付開始。
協力団体のJAさんからシールのプレゼントをいただきました。

講座開始。
はじめに、紙芝居『じしんのときのおやくそく』(公益財団法人ベネッセこども基金提供)を読みました。
「地震の時は、あおにんじゃ」の合言葉に合わせて、親子でお約束のポーズをしています。

今日の献立説明。
燕市の保育園給食では誤飲防止のために提供されない白玉団子と梨が献立に入っています(白玉団子は年齢にかかわらず、梨(非加熱)は18か月まで提供しない)。
また、食物アレルギーに対応するため、使用食材については、パッケージを掲示しました。
避難所提供される食事が食べられない可能性について知り、自分で選んで食べる体験をしてもらいました。

いよいよ、おにぎり作りです。
災害時、いつもと違う状況での食事。
子どもたちから「食べたくない!」の声が聞こえてきそうです。
そんな時にできる工夫の一つとして、『シャカシャカおにぎり作り』を提案しました。

紙コップにご飯を入れ、ラップをかけて輪ゴムでとめたら、ミュージックスタート!
踊りながら紙コップをシャカシャカ、シャカシャカ。
ラップを外すと、まんまるおにぎりができている!! みんなびっくりです。
  

みそ汁はバイキング方式で。
食べられる食材を選んで紙コップに入れ、お湯を注ぐだけです。

デザートは缶詰レシピのフルーツポンチ。
白玉団子は充填式のものを使い、衛生面に配慮しました。
「白玉は子どもが食べたことがないから別の紙コップに入れたほうがいいね」と参加者同士で話していました。

地域の人からいただいた梨、こどもの森の保存食の定番の梅干しと干し柿も盛り付けて、みんなそろっていただきます!!

核家族が多くなってきており、大勢の人と食べる体験はなかなかない機会です。
避難所で大勢の人がいても、子どもたちがしっかりと食べることができるといいなと思います。

参加者の声

・まんまるおにぎりができてびっくりした!
・子どもが楽しそうにシャカシャカしていて、自分で作ったからかいつもよりたくさんご飯を食べていた。
・白玉は子どもはまだ食べてことがなかったので、食べさせませんでした。食物アレルギーで食べられないものがある子がいることは分かっていたけれど、小さい子は誤飲にも気を付けなければならないと思った。
・子どもが自分の好きなものを選べるみそ汁バイキングはとても楽しかったです。おかわりもしました!

 

参加人数

31人(こども13人、おとな18人)

よかったところ

・JA新潟中央会協力により、新潟県産の新米を提供することができました。
・いつも防災の企画に参加してくださる食生活改善推進委員さんが、衛生面など過去の反省を生かしながら献立の相談にのってくれました。防災講座を継続していくことで、地域のボランティアも力がついていくのだと思いました。
・食物アレルギーだけでなく、幼児への食事提供においては配慮しなければならないことがあることに気が付きました。

燕市立保育園・こども園の給食だより

苦労したところ

・新潟は急に寒くなり、風邪をひいてしまう子どもが多く、キャンセルが相次ぎ残念でした。
・おうちの方にも踊って欲しかったのですが、恥ずかしかったのか、職員ひとりが必死に踊るということに…。子どもたちはシャカシャカと頑張ってくれました。

助成金が活用できた点

・カセットコンロ、紙コップなどの消耗品の購入ができました。

メディア取材

三條新聞(2023年10月7日)

協力

JA新潟中央会
燕市食生活改善推進委員協議会

主催・共催

燕市児童研修館「こどもの森」

協賛

損害保険ジャパン株式会社