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Babyぼうさい!避難訓練

福井県

朝日児童センター

冬は乾燥する時期でもあります。各地で山火事のニュースも・・・。突然発生する災害にそなえて、乳幼児(未就園児)親子と一緒に避難訓練をしました。

開催日

2025年02月25日(火)

スケジュール

・冬場の乾燥している時期に、北側に接する川の土手の枯れ草が燃えて火災発生を想定し、子育て支援センターに遊びにきていた親子がホールへ避難する訓練をしました。
・連日各地での山火事のニュースが報じられていたので、訓練がはじまると、みなさんお子さんと一緒に速やかに避難しました。
・いつも遊んでいるホールへの避難だったので、お子さんたちも緊張や泣くこともなく、落ち着いて避難することができました。
・水消火器で消火器の使い方の訓練もしましたが、初めて体験する方も多く、家に消火器がない、使い方知らなかった等、日常の防災について考える機会となりました。また、家族にとって我が子にとって必要なもの、センターにあったらよいものをみんなで書き出しました。気づきを共有し、いつでも書き足せるように掲示してあります。
・次の避難訓練では実際に避難リュックを持ってきてみたい。と話し合い、突然発生する災害にそなえるには、どのような訓練やものが必用かを考えるきっかけとなりました。

参加者の声

・子育て支援センターでの避難訓練は、こどもたちが驚いて泣くこともなく、私(保護者)も落ち着いて避難できたので良かったです。
・避難先がいつもの場所で、いつものおもちゃがあるっていいですね。
・(水)消火器の使い方を初めて練習しました。
・家に消火器がないことに気付きました。

参加人数

16人

よかったところ

・お子さんたちがビックリすることなく避難し過ごせることを考え、保護者に避難訓練をすることを事前に伝え、ホールのおもちゃ等は片付けずに行いました。ホールへ避難してからも、普段通りおもちゃで遊び、緊張で泣いてしまうお子さんもいなく、保護者にとってはお子さんとの初めての避難訓練に安心した様子でした。
・兄弟を連れての避難では、普段から慣れているスタッフが抱っこしたり、手をつないだりして避難できました。
・水消火器は始めての方も、消火器の使い方の訓練ができました。
 自宅に消火器が用意していない事に気づくこともできて良かったです。
・避難訓練を実施し、保護者が災害や防災について積極的に知りたい、学びたいと感じていたことに改めて気づかされました。
・避難の際にどんなものが必要か? 避難先に何があったら助かるか? 等を、避難訓練に参加した方から付箋に書いていただき掲示したところ、参加できなかった方も書き足したり、みなさんで共有でき、防災が話題に上るようになりました。

苦労したところ

・乳幼児との避難訓練にあたり、建物に隣接する河川に対して想定される災害は、洪水だけでなく、土手の火災なども考えられるのではないか、と職員で話し合うことができ、火災での避難訓練となりました。

協力

鯖江・丹生消防組合

主催・共催

朝日児童センター
朝日子育て支援センター

協賛

損害保険ジャパン株式会社