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2025/1/17避難訓練・つながる防災プロジェクト始動

京都府

修学院児童館

避難訓練と夏休みに向けたプロジェクトの説明を隊長(5年生)から発表。じゃがりこのポテサラ、うまい棒パスタを作って食べながら、震災の子どもの作文など聞きました。

開催日

2025年01月17日(金)

スケジュール

午後3時30分ごろ~
いくつかのグループにわかれて、非常食クッキング(じゃがりこポテサラ・うまい棒パスタ)

できあがったものを食べている間に、職員で紙芝居「じしんだ たいへん」と、「つなみ」被災地のこどもの作文を読み、聞いてもらう。

協力してただける防災士さん、たんたんネット(京都丹波・丹後ネットワーク)さんの紹介をする。

午後4時ごろ~
プロジェクト隊長、小学5年生のKくんから、今回のプロジェクトの説明とプロジェクトメンバー募集の話、アンケートへの協力について話してもらう。

一人ひとりの、今気づいていることなどをアンケートに書いてもらい、書き終わった子どもから順次おしまい。

【Kくんのお話し】
〇地震や大雨による土砂災害など、何かが起こったときに、自分や家族の命を守れるように、合わせて、おとなりさんや近所に住んでいる、ちっちゃい子どもを連れている人たち、耳や目や足や手が不自由な人、おじいちゃんおばあちゃん、日本のことをあまり知らない外国の人たちの命も守れるように、自分たちができることを考えていくプロジェクトをつくります。
することは、この地域のいいところや危ないところ、気を付けた方がいいところなどが、誰が見てもわかるような地図をつくること。
それを、必要な方に届けること。何かあった時に困らないようにみんなでわからないことを知っていくことをします。
まず3月11日(火)午後4時半から、プロジェクトスタート集会をします。
ここで学校の先生や消防の人、地域の人たちに向けて発表をします。
3月28日(金)ちっちゃい子どもと保護者、おじいちゃんおばあちゃん、耳や目や手や足が不自由な人、日本のことをよく知らない外国の人と一緒に、まちあるきをして、地図をつくります。
大きな地震などで電気やガスが使えない時に、食べられる防災食をみんなでつくって食べます。
トイレが使えなくなった時のために、簡易トイレを確認します。
7月 京都市防災センター見学に行きます。防災に役立つことをいろいろ知るためにみんなで行きます。
何かが起こった時に、自分の命とまわりの人の命を守れるように、何かが起こる前から準備をしておきましょう。
配った紙に、わかることを書いてください。よろしくお願いします。

参加者の声

★避難訓練アンケート(71枚・小1~6年)より★

〇じぶんがすんでいるところや、がっこうからからのかえりみちで、いいなとおもうところと、よくないなとおもうところ
【いいなとおもうところ】
・でんきがあかるくついている
・くらくなるとでんきがあかるくなってあぶないところがみえやすい
・こども100とうばんのいえ
・地域の人が優しいところ
・見守り隊が優しい
・子ども100とうばん
・じどうかん
・さぎのもりじんじゃ
・さんぱつや
・がっこうやひらけたばしょにいく
・いっけんやがたっているところがよかった
・みちがひろい
・でんしんばしらのとおく
・はやく学校にいく
・よりみち
・いえ
・でんしんばしらのすくないところ
・見守ってくれている場所

【よくないとおもうところ、あぶないところ】
・見守りたいが立っていないとき
・こうじしているとこ
・車がおおいところ
・町なか
・ものがいっぱいあるところ
・きららゆ(かじやじしんがおきたときあぶない)
・道がせまいところがある
・信号機がないところがある
・ありすぎてわからない
・しがけんのみずうみ
・たおれてないとこ
・まんしょん
・川のちかく
・やまからちかい
・てんめつしんごう
・くらいみち
・でんしんばしらの近く
・きららづけ(かざりがおおくあっておちたらあぶない)
・橋がこわれかけている
・家がたおれてくる場
・家の近くに木があるのであぶないなと思いました
・よるくらいところ
・ねる時かくれるところがないからあぶないとおもった
・たおれてくるばしょやおちくるばしょ(たんすやまど)
・やま
・わかれ道のところ
・しんごう
・ビル
・ろそくたいが少ない
・道が細い
・道がせまいところに車がとおったら危ない

〇きょうたべた、おやつのかんそうや、このさき、やってみたいこと
・おいしかった
・めんたいこのパスタ
・じゃがりこのポテサラは家でもつくってみたい
・こどもにたぶんあうあじ
・かんたんにつくれるしおいしい
・もっとつくってみたい
・めちゃくちゃおいしかった
・じゃがりこのサラダがおいしかったです
・のみものをつくりたい
・スパゲッティのほうがまし
・ほかの防災食も何があるか知りたい
・ほかのひじょう食も何があるか調べたい
・もう一どしたい
・パスタが冷たかった。じゃがりこがのこっているところがあった。でもおなかにたまるからいいと思った
・おやつでかんたんにたべるものが作れるのがすごいと思いました
・つくるのがかんたんだったからじしんのときもつくりやすいと思った。あとおなかもいっぱいになった。あとおいしかったです
・意外とおいしかったからまた作って、じゃがりこを備えておくのもいいなと思った

参加人数

90人

よかったところ

1時間半ほどの取り組みになったけれども、子どもたちは集中して話を聞き、アンケートにもしっかりこたえてくれ、伝わったと感じます。

苦労したところ

大人数の上に、この日は小学校の下校がまちまちになり時間差対応が必要でした。

助成金が活用できた点

京都丹後・丹波ネットワーク森田さん、防災士前川さんに来ていただけて、いろんな視点から子どもたちにお話をしてくださいました。

協力

京都丹後・丹波ネットワーク森田さん、防災士前川さん

主催・共催

京都市修学院児童館

協賛

損害保険ジャパン株式会社