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BO・KO・NEフェスタ(ボコネフェスタ)

新潟県

燕市児童研修館「こどもの森」

商業施設のNext Generation Townでの防災イベントにこどもの森が出張! 地域の多くの団体と協働し、親子で楽しく防災について学びました。

開催日

2024年07月13日(土)

スケジュール

2024年7月13日・14日の両日実施しました。以下当日の様子です。

ステージでのブース紹介からイベントのスタートです。

スタート直後からはたらくくるまブースは大行列!

   

消防士さんと一緒に水消火器の体験もしました。

身近な存在の郵便局の防災の取り組みについて大人たちが学んでいる間、子どもは憧れの郵便配達員になって、はいポーズ!

「魅惑のベルを鳴らそう!」というキャッチコピーで大人気だったブース。クイズに正解すると非常ベルのスイッチが押せます。普段聞くことのない大きな音にビックリしました。

 

避難梯子は、本来は上の階から降りるために使用するものですが、今回は下から登って降りてくる体験をしました。ワンタッチで梯子が設置されると、「これならすぐに避難できそう!」という声が聞かれました。

災害時のラジオパーソナリティー体験には、幼児さんから大学生、そして大人の方も参加してくれました。7月7日の市の総合防災訓練で使用した原稿を使って、声の調子や地名を間違わないように読むことなどに気を付けながら体験しました。

 

大学生もブースを担当してくれました。燕市の水害対策に欠かすことのできない大河津分水路の砂を使ってかわいい小瓶を作りました。

こどもの森のブースは防災ボトル作りです。ボトルをシールでかわいくアレンジして、自分に必要なものを2つ選んで中に入れます。まだまだ入れることができるので、おうちの人と何を入れるか相談していました。

   

関心のあるところ以外のすべてのブースを回ってもらうための工夫として、スタンプラリーを実施しました。消防士さんや郵便局員さんなどにスタンプを押してもらえることもとても嬉しかったようです。

参加者の声

・防災ボトルの中身は、子どもたちが防災に必要なものを自分で考えて選べたので良かったと思います。
・SNSで防災ボトルを見て作りたいと思っていたので参加できて、備えもできて良かったです。お出かけバッグに入れておこうと思います。
・飲食のブースもスペース内にあったので、昼食や休憩の時間をとりながら見て回れてよかったです。
・大人も楽しかったです! たまたま来たらやっていたので、子どもも貴重な体験をさせていただけました。
・帰ろうと思ったら子どもがラジオの体験がしたいと言ったので戻ってきました。なかなかできない体験ができました。
・かわいいボトルができました。おやつもいれます。

参加人数

2832人(大人1600人・子ども1232人) ※7/13(土)1806人(大人1000人・子ども806人)7/14(日)1026人(大人600人・子ども426人)

よかったところ

・イベントの初日は、「8・13水害」から20年目の日でした。当時の写真やハザードマップを掲示しておいたところ、「私この屋根の上にいました」という方が。当日の話、水害の後の復旧作業の話などを体験者から直接伺うことができました。
・参加者アンケートから、8割近い人が防災イベントに初めて参加したことが分かりました。商業施設で実施したことで、防災に関心のない人たちにも防災について考えるもらうきっかけになった思います。
・一般企業の方と企画を進めていく中で、資料の作り方の細かな配慮などを学ぶことができました。

苦労したところ

・屋外施設のため、2日目午後に雨が降り始めると参加者が少なくなり残念でした。
・こどもの森ブースは有料だったために、スタンプがもらえず残念そうな子がいました。初日午後、ブースが落ち着いていてきたので、無料の「ぼうさいNURIE」の体験でもスタンプを押すことに変更しました。

 

助成金が活用できた点

・商業施設の出店料にあてさせていただきました。こどもの森の利用者層ではない未婚の若い世代に施設を知ってもらえ、スタンプラリーも楽しんでもらいながら防災に関心を持ってもらうことができたと思います。

メディア取材

まるごと県央! 7月号
広報つばめ2024.8月号 camera view
Komachi Web 7/4

協力

燕・弥彦総合事務組合消防本部
燕警察署
避難器具のORIRO
株式会社マルタ建設
燕郵便局
燕三条エフエム放送
燕ジョイ活動部
新潟経営大学
燕市児童研修館「こどもの森」

主催・共催

主催:Next Generation Town商店組合
共催:燕市
※燕市児童研修館「こどもの森」は出展参加しました。

協賛

損害保険ジャパン株式会社