東町公園のヒミツ
新潟県
燕市児童研修館「こどもの森」
「防災公園」の東町公園へ『出張!こどもの森』としてお出かけしました。ピクニック気分で広い公園内をお散歩しながら普段なかなか見ることのできない施設を見せていただき、公園のヒミツを探ることができました。
開催日
2024年06月13日(木)
スケジュール
【開催前】
事前確認のため東町公園へ。
以前防災設備を開けたのは数年前とのことで、ネジのザビや汚れなどが…。防災課の職員さんも見たとこがないであろう設備のため、当日のお手伝いに来てくださることになりました。
【当日~職員集合】
公園のヒミツが伝えられるように準備開始です。
【受付】
乳幼児親子のほか、地域の民生委員さんなど関心のある方も参加してくださいました。
【講座開始】
災害食の試食用のご飯の準備からのスタートです。水を入れて作るので1時間かかります。自分の名前をしっかり書いて準備完了です!
【防災講話】
燕市危機管理監の十河浩さんのお話をお聞きしました。能登半島地震を踏まえ、家の中での地震対策のお話や、避難時に子どもが一人になってしまう可能性もあることを考え、子どもが自分のリュックを担いでいた方が良いこと教えていただきました。
【公園探検!】
いよいよ東町公園のヒミツを探る探検に出発です。いつも遊んでいる時はベンチや椅子、テーブルだと思っていたところが、実はかまどやトイレ・お風呂だったことにビックリ!!
トイレに座ってみたり、お風呂に入ってみたりいつもとは違う公園の様子に子どもも大人も興味津々でした。
せっかくの広い公園なので、こどもの森らしく遊びも紹介。展望台や滑り台に上ってパラシュートを飛ばして遊びました。
【災害食の試食体験】
休憩室に戻り災害食の試食です。ご飯ができるまでに少し時間があったので、食生活改善推進委員の皆さんにお手伝いいただき、カレー味のおかきも試食しました。
おやつを食べているとちょうど1時間経過。ご飯ができました。参加者のほとんどがα米を始めた食べるということでした。「思ったよりおいしい!」「子どもがモリモリ食べてます」「水を入れるだけでご飯になるなんて不思議」など感想を口にしながらみんなで食べ、講座は終了でした。
参加者の声
・子どもといつも遊んでいる公園で、看板は見ていたけど本当にトイレやお風呂になってびっくりした。
・水を入れるだけのご飯、子どももおいしそうに食べていた。備えておくのもいいかもしれないと思った。
・お湯を入れてご飯を作って食べたことはあったが、水は初めてだった。暑い日は、この方が食べやすいと思った。
・実際の災害時にどのくらいこの設備が活用できるかは分からないが、こういうところがあると知ることができたのはよかった。
参加人数
20人(大人17人、子ども3人)
よかったところ
・東町公園が防災公園だということは知っていましたが、実際にふたを開けたりして設備を見せてもらうことができて良かったです。防災課の職員の中にも、設備を見たことがない人がいると若い職員さんたちが手伝いに来てくれ、とても助かりました。
・参加者が少ないことを危機管理監に相談すると、民生委員その他多くの団体に声をかけてくださいました。こどもの森も食推さんに声をかけてみたらどうかとアドバイスをもらいました。そして直前のお誘いにも関わらず、さまざまな立場の方が参加してくださいました。これは、いざという時の声掛けにこれだけの地域の協力者がいるのだという安心感にもつながりました。
苦労したところ
・アウトリーチの活動が初めてで、かなり前から宣伝をしていましたが、参加者を集めることに苦労しました。
助成金が活用できた点
十分な量のチラシを印刷することができました。
メディア取材
燕三条エフエム 燕情報クリップ「ウマそうなメテオ2」 6月11日(火)放送
協力
燕市防災課
燕市食生活改善推進委員協議会
燕市女性防災リーダー会
燕市保健推進委員
民生委員
主催・共催
燕市児童研修館「こどもの森」
協賛
損害保険ジャパン株式会社