レポートを読む

つながる・支え合う「防災コネクト」第1回避難訓練

茨城県

小絹児童館

茨城で初の試み!医療的ケア児等のご家族を対象に地域の方と繋がり、福祉避難所である児童館への避難訓練を行いました。

開催日

2024年05月26日(日)

スケジュール

①訓練中の様子

②募集で参加してくれたボランティアが荷物避難所に向かうために荷物を積み込みます。

 

③児童館へ到着。実際にバギー(車椅子)で中に入ってみます。

 

④避難時の荷物(薬は7日分、医療機器、着替えは2~3日分)

⑤訓練終了後に、当事者、ボランティア、医療関係者のグループに分かれて、成果や問題点などを話し合いました。

 

⑥地域の防災活動アドバイザーである米澤智秀さんにこれまでの活動や1月の能登地震の活動を踏まえて今回の取り組みへの感想などをお話ししていただきました。

参加者みんなで記念撮影をしました。

参加者の声

・たくさんの方が手助けをしてくれてとても安心して避難できた(当事者)
・今回は家族で避難をしたが、普段いろいろな場所に家族がいるときはどうやって連絡をとって避難するかなど考えさせられた(当事者)
・事前に顔合わせをしておいたことがよかった(ボランティア)
・いつ災害が起きても避難ができるよう、たくさんの方々の手助けが必要(ボランティア)
・避難所にも非常用電源があるとよい(医療関係者)
・民間主導で、行われたのはすばらしい。これを第一歩として今後につなげていって欲しい(アドバイザーから)

参加人数

56人

よかったところ

初めての試みでいろいろ不備はありましたが、実際に訓練をすることでわかることもたくさんありました。
とにかく荷物がたくさんあること、電源の事など実際に目にすることで気づくことができました。
振り返りの話し合いでもそれぞれの立場からの意見が聞くことできてよかったと思います。
この取り組みを今後も続けていくことで、医療的ケア児だけでなく様々な事情を持った方々の防災について考える機会につなげたいと思います。

苦労したところ

出発からの様子をライブ配信で児童館で待機している方に見てもらう予定だったが、途中から途切れてしまって見られなくなってしまった。

助成金が活用できた点

ボランティアの募集と医療的ケア児について知ってもらうことを目的に事前の説明会を3回行いました。そのためのチラシやポスター、医療的ケア児の普段の食事のサンプルを用意などに助成を使わさせていただきました。

 

メディア取材

茨城新聞クロスアイ 6月16日(日)

医ケア児避難 地域支援 保護者提案 取り組み始動 住民らボランティア協力 茨城・つくばみらい

協力

つくばみらい市
つくばみらい市社会福祉協議会

主催・共催

小絹児童館
(指定管理者:労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団 つくばみらい地域福祉事業所)
小児在宅医療サポートボランティアはぴこねくと

協賛

損害保険ジャパン株式会社