レポートを読む

防災講座「煙体験」

宮崎県

霧島児童館

「煙体験ってなに?」という声が、お便りを出したときに多く聞かれました。横幅2m×長さ10m×高さ1.5mの巨大テントの中に、身体に害のない白い煙を発生させます。煙が室内に充満していくときに見立てて行動できるか、体験してもらいました。みんな煙から上手に脱出できたかな?

開催日

2023年08月03日(木)

スケジュール

①煙体験
大きなテントが組み立てられ、説明のあと、身体に害のない白い煙が漂う中、口をハンカチなどで覆い、這いつくばって進みました。
テントの中は目の前が真っ白でとても怖かったようです。
何回か繰り返すうちに要領を得てきたようです。
もしもの時に慌てず退避するための練習になりました。

 

②水消火器体験
水消火器を使って的を狙いました。
的に当てるのはなかなか難しかったようですが、繰り返し練習して、最後は使い方をマスターしたようです。

③マッチ擦り体験
マッチを擦ったことのある子、ない子がいて、初めての子はおっかなびっくり!!
それでも、全員何とか擦って火が付きました。

④防災クイズ
チームを作り防災問題を解きました。
全部で14問、子ども達にとっては難問と思える問題もありました。

参加者の声

・テントの中がけむりにおおわれて、中が見えなかった。
・けむりで何も見えなくてこわかったけど、いろいろ大事なことを教えてもらったからこれを生かしたい。
・マッチをつけることができてうれしかったです。それに、はじめて水消火器を使いました。
・マッチを使うのがはじめてでこわかった。
・クイズがむつかしかったけど、もしものときどうすればいいかわかった。

参加人数

31人

よかったところ

・子ども達がそれぞれのコーナーで集中して参加していました。
・特に、煙体験のテントは大きな資材でなかなか児童館では備えることが難しいので、大変ありがたかったです。貴重な体験ができました。
・保護者の方からも参加したいが予定が合わず、また、企画してほしいとの声もありました。
・「起震車体験」は大きなイベントで見かけますが、「煙体験」は初めてでした。前回、「火起こし体験」のときの講師の先生のご紹介で実施できました。人と人とのつながりのありがたさを改めて認識しました。

苦労したところ

・特にありませんでした。

助成金が活用できた点

・参加賞として防災食を準備することができました。

協力

宮崎県青島青少年自然の家

主催・共催

霧島児童館

協賛

損害保険ジャパン株式会社