つながる防災プロジェクト「デイキャンプ」
沖縄県
安謝児童館
つながる防災プロジェクト第9回はデイキャンプです。プロジェクトでは避難所で使用されるテント、ベッドの設営、炊き出しを予定していましたが、今回被害の大きかった台風6号についても「台風どうした?どうなった?」を問いにグループワークを行いました。
開催日
2023年08月19日(土)
スケジュール
デイキャンプでは、災害時、避難所で使用されるテント、ベッド設営、炊き出しカレー作り、防災講話、防災グッズつくりを行いました。そして、カレー試食後は、台風6号についてグループワークを行い、災害時の対応について意見交換しました。
13:30はじめのあいさつ つながる防災プロジェクトについて
13:40 炊き出し訓練 防災教室 テント・ベッド設営 日赤沖縄県支部
デイキャンプでは、冒頭、「避難所での生活について」日赤沖縄県支部職員から説明があり、
避難所での生活、沖縄で災害が起こった時想定されることを解説してもらいました。
その後、参加者は炊飯袋をつかった炊き出しカレー作りを体験しました。
ごはんが炊き上がるまでの時間を使い、防災ボトル作り、
実際に避難所で使用される、テント、ベッドの設営を体験しました。
ベッドの組み立て。結構力が必要です。
テントに何人は入れるのかな?
ベッドの寝心地は?
14:45 試食会 台風ワークショップ
カレーの試食後は、被害の大きかった台風6号についてグループワークを行い
「台風でこまったこと」「備えたほうがよいもの」について話し合いました。
台風で困ったこと
・市営住宅が2日間停電して、エレベーターがストップした。
・スーパーが売り切れ。後か片付け、停電、断水。
・避難所が停電した。スマホが充電できない。
・夏休みに台風がきたこと。
備えたほうがよいもの
・水をためておく、蓄電池、非常食を用意する。
・集合住宅でタンクがあるが、停電でポンプが止まってしまうので、水をためておく。
・ガラスにテープを貼る。
・モバイルバッテリーを用意する。
・薬、カセットコンロ、家の中で遊べるもの
15:30 振り返り アンケート記入
16:00 解散
参加者の声
・災害ボトルの存在や、その利点を学びました。
・みんなの意見を聞いて、台風などの災害での対処法が増えた。
・様々な災害に対しての知識が増えた。
・助けが必要な人々に対する接し方がわかった。
・他の料理もつくってみたい。
・ハザードマップなどを確認していきたい。
・台風が来た時は怖かったけど、次回はからは非常食やのみものを準備する。
・カレーおいしかった。
・自分ができることをする。
・お米のたきかたをもっと練習しておきたい。
・アレルギー食も必要。
・実際のカレーの作り方やテント、救急ボトル、防災グッズについて学ぶことができた。
・炊き出しの仕組みや、作り方を知った。
・じーじー、ばーばーにも今回学んだことを教えたいと思います。
・今回のイベントを通して、避難前に準備しておくべき物について、避難後の炊き出しでの流れを学ぶことが できました。
・避難所などの情報はどこから得られるのか調べておきたいと思いました。
・アレルギーを持っている人は、自分で管理しないといけなくて、アレルギーを持っていいる人でも外国人とかだとわからないから絵で書いて伝えたり、料理で使ったものをすべて置いたりするとわかりやすいのかなぁと思った。
・言われたことをしただけだったから、周りを見て自分は何をすべきか考えたり、子どもの相手をする事も大事なのかなぁと思いました。
参加人数
31人
よかったところ
・被害の大きかった台風6号についてワークショップ形式で意見交換できたこと。
苦労したところ
・コロナ感染者増での開催
助成金が活用できた点
・炊き出し食材購入
メディア取材
・琉球新報(9月5日掲載)
協力
安謝市営住宅安謝自治会 岡野自治会 那覇第一民生委員 那覇市 那覇商業高校 沖縄女子短期大学 日本赤十字社沖縄県支部
主催・共催
安謝児童館 日赤安謝福祉複合施設
協賛
損害保険ジャパン株式会社