カレーランチ会
新潟県
小中川児童館
夏休み期間中、児童館を生活の場として利用している児童クラブ在籍児童を中心に、カレーランチ会を行いました。今までの活動から得た新たな協力者である食生活改善推進委員と連携し、アレルギー児童に配慮した献立で実施しました。同時に、食育講座として、食育カルタ、新聞紙で作る紙皿、カレーライスゲーム、食育クイズを行い、子ども向けのカレーライスの本等も紹介しました。
開催日
2023年08月03日(木)
スケジュール
9時半 集合。食生活改善推進委員(以下食推と略す)さんに挨拶。今日の流れ等を説明
10時 全体を3つの大きなチームに分ける。
①工作ブース
新聞紙を折り、自分が食べる紙皿を作る。
②カレーライスゲームブース
カレーライスに使う材料について「食べ物の3つの働き」を見る。カレーライスの材料カードを使ったじゃんけんゲームを行う。
③食育カルタブース
食推手作りの食に関するカルタを行う。
上記の3ブースを順に回り、全チームが全ブースを回る。 11時 食育クイズ。
今回の内容をまとめたクイズを〇✕形式で行う。 11時半 3箇所に分かれて食推さんと共にカレーを食べる。
13時半 全ての片付けを終えて終了
参加者の声
・本当はにんじん嫌いなんだけど、食べられた。カレー味でおいしかった。
・新聞紙で折っただけなのにカレー入れられたよ。皿無くてもいけるんじゃない!
・カレーライスゲーム、バランス良くカード集めないと点数高くならないんだよ。
参加人数
127人(児童104人・職員16人・食生活改善推進委員6人)
よかったところ
・カレーライスの紙皿は、体験者からのアドバイスで下に入れる段ボールを追加。安定して食べ易くなった。食べた後、皿洗いの必要が無く、水が確保できない時の体験として非常に良かった。
・食推さんと一緒に食べたことで、子どもたちがおいしく食べているところを直接見てもらえた。
・食物アレルギーや持病があり、特定の食べ物摂取に配慮な必要な子どもとその保護者とやり取りする中で、食品成分表を確認し、一部の食材を差し替えた。その結果、参加する全ての児童が安心して食べることができた。今回の経験から食品摂取に配慮が必要な参加者がいる場合の対応の仕方を学べた。
・片付けの際、早く食べ終わった子どもが新聞紙の皿や中に敷いた段ボールをビニール袋を外せずゴミ袋に捨て、非常に嵩張ってしまったが、途中で気が付き、ゴミを分けて片付けを行った班があった。 ※燕市ではプラゴミは分別しない
・カレーライスゲームでは、以前からあるゲームに子どもたちが楽しめるよう、元のイラストに顔を描き入れたり、食材をプラスしたりして、配布カードを作ることができた。
苦労したところ
・公民館調理室 この4年間食育活動が全くできなかった為、掃除が大変だった。すべての調理器具を2度洗いした上でさらにべたつきの残る器具をさらに洗い直した。また、ガス炊飯器が不調で結局ご飯を外注する、調理室の冷房が一時不調になる等、コロナ前の当たり前に戻すまでが思った以上に大変だった。
・事前に参加者を募集し、食物アレルギー持つ児童が含まれる事を確認した。また、使用食材の成分表を事前に渡し、保護者から書面で許可を得た。
助成金が活用できた点
・新聞紙皿にかけるビニール袋、デザートに付けたフルーチェを入れる紙コップなど、食材ではない消耗品を購入できたことで、事業が円滑にかつ衛生的に行えた。
・新聞紙皿に厚紙を入れると中身が安定するというアドバイスは最初に計画を立てた後にいただいたアドバイスだった。見た目にもきれいでカレーを連想させる黄色い厚紙を用意でき、ありがたかった。
協力
燕市食生活改善推進委員会
燕市児童研修館「こどもの森」
主催・共催
燕市小中川児童館
協賛
損害保険ジャパン株式会社